煙突の在る風景 ― 2009年03月15日

札幌駅の北口付近を歩いていると、紅白ツートンの高い煙突の姿が視界に入ることがある。目立つ上に、町のど真ん中に在る高い煙突だから、今までちょっぴりだけだが違和感を感じていた。
「昔はこの近くに工場でもあったのだろうか」とか「今は使われていないんだろうな」などと勝手なことを想像していた。
札幌近郊には"産業遺産"と呼ばれるような廃墟も多く、今では閉山となっている金山や鉱山、珍しいところでは油田まで、かつては存在していた。
すべてが完全に資源枯渇してしまったわけではないようだが、採掘技術の関係や採算の点で割に合わずに閉山となっている。札幌に限らず、北海道は九州と並んで、そんな産業遺産が多く点在する土地だ。
「この煙突もそうした産業遺産の一つなんだろう」と想像し、「でもかなり新しい感じだよな」と、不思議にも思っていた。
で、あるときふと思い立って調べてみたら、何のことはない現在も立派に現役で、しっかり稼働中の煙突だったのだ。
実は写真のこの煙突、「北海道熱供給公社」という会社の煙突なのだ。
この会社は札幌都心部(この言い方にかつては違和感があったのだが、いつの間にか自分でも使うようになってしまった)の建築物や道路などにパイプを通し、そこへ冷水・温水(蒸気)を送って集中的な冷房・暖房を行なっている会社で、札幌市が出資していたりもするのできっと公共性が高い会社なのだと思う。
その集中センターの一つに、この煙突が立っていたというわけ・・・わかってしまえばなんのことはない。
勝手な想像をしている時の方が数倍楽しかったのだが・・・。
というわけで、「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ということわざ?を、思い出すような話でありました。
「昔はこの近くに工場でもあったのだろうか」とか「今は使われていないんだろうな」などと勝手なことを想像していた。
札幌近郊には"産業遺産"と呼ばれるような廃墟も多く、今では閉山となっている金山や鉱山、珍しいところでは油田まで、かつては存在していた。
すべてが完全に資源枯渇してしまったわけではないようだが、採掘技術の関係や採算の点で割に合わずに閉山となっている。札幌に限らず、北海道は九州と並んで、そんな産業遺産が多く点在する土地だ。
「この煙突もそうした産業遺産の一つなんだろう」と想像し、「でもかなり新しい感じだよな」と、不思議にも思っていた。
で、あるときふと思い立って調べてみたら、何のことはない現在も立派に現役で、しっかり稼働中の煙突だったのだ。
実は写真のこの煙突、「北海道熱供給公社」という会社の煙突なのだ。
この会社は札幌都心部(この言い方にかつては違和感があったのだが、いつの間にか自分でも使うようになってしまった)の建築物や道路などにパイプを通し、そこへ冷水・温水(蒸気)を送って集中的な冷房・暖房を行なっている会社で、札幌市が出資していたりもするのできっと公共性が高い会社なのだと思う。
その集中センターの一つに、この煙突が立っていたというわけ・・・わかってしまえばなんのことはない。
勝手な想像をしている時の方が数倍楽しかったのだが・・・。
というわけで、「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ということわざ?を、思い出すような話でありました。
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