ネットスーパーを利用してみた2009年03月20日

初めて「ネットスーパー」を利用してみた。
ご存じの方や利用した経験をお持ちの方も多いだろうが、Webから運営しているスーパーの専用ページに入り、店頭で売られているものとほぼ同じ物が注文でき、それを指定日、指定時刻に届けてくれるサービスのことだ。
生鮮品などを含む食品も注文できるし、ティッシュペーパーなどの日用雑貨も注文して届けてもらうことができる。
運営しているスーパーによってエリアが決まっているとか、配送料金が不要などのサービス形態が一部異なったりはするが、概ね同じようなサービスを展開している。

札幌でもこのサービスが始まったと知り、最初は「お年寄りは、吹雪の日などにわざわざ店舗まで行か無くてもよいので便利だな」と思った。だが考えてみるとネットで注文、クレジットカードで決裁だから、お年寄りの利用よりも子育て中の主婦などをターゲットにしたサービスだろうか?と思い直した。実際店舗が想定しているターゲットももそうした世代が中心のようだが、最近では日常的にPCを使いこなしているお年寄りも大勢いるので、除外して考える必要はない。たぶん僕のような世代の利用が、一番の想定外かも知れない。

さて本題に戻って、そんな想定外の僕がこのサービスを利用したのには訳がある。と言っても大した訳ではなく、僕は車を持っていないため、重いものや軽くてもかさばる物をまとめ買いするのがいつも大変と感じていたからなのだ。
「2リットルのペットボトルを2本買ってしまったので、米は明日買おう」とか「缶ビールは箱買いした方が安いけど、持って帰るのが大変だな」などと考えて、小分けして何度も足を運ぶ羽目になることもある。
もちろん生鮮品などは使わないうちにダメになってしまったりするので、小分けしたものの方が有難いのだが、ペットボトルの水や缶ビールは1カ月やそこらで賞味期限がくるようなものではないし、できるならまとめ買いしておいた方がお得なのだ。

というわけで、さっそくイオン北海道のネットスーパーを利用することにした。
(1)缶ビール24缶入りを一箱(約8.5kg)。
(2)2Lペットボトル6本入り緑茶を一箱(約12Kg)。
(3)2Lペットボトル6本入りミネラルウオーターを一箱(約12Kg)。
(4)米を1袋(約5Kg)
(5)キッチンペーパー4ロール入りを二袋
(6)ティッシュペーパー5個入りを二パック
とまあ、これだけの商品を一度にまとめて注文した。重量の総合計は38Kg程度にはなる。重量だけでなく嵩張るのでもちろんこれだけまとめて購入するとなると、車でも無い限りは何度もスーパーと家の間を往復しなくてはならない。
「こりゃ有難いサービスだ!」と思ったのは言うまでもない。指定時間ピッタリに届けてくれた配送の方に、思わず「助かりました」と深々と頭を下げてしまった。
本来有料のお届けサービスも今回は初回利用と言うことで無料。しかも初回キャンペーンで500円のギフトカードまでもらえたのだから言うことはない。

とそんなことを思いつつ、ニコニコ顔でTVを見ていたら、「本日より価格を見直し、○○品目が値下げした」とイオンの商品価格見直しのことがニュースに流れていた。画面には、「あっ、僕の買ったお茶だ!」。
価格見直し前の昨日、注文と決済を済ませているので、当然ながら今回は値下げ前の価格。しかもそのニュースの後には「本日はイオン感謝デー。5%OFF!」のCMが・・・。残念なことにこの感謝デーの5%OFFは、このネットスーパーには適用されない。TVを見ない方が良かったかも(笑)。

そんな貧乏性の僕だが、それでもこのサービスはやっぱり有難いサービスだと思う気持ちは変わらない。
5%OFFどころか、店舗価格よりも5%割高だったとしても、利用すると思う(でも、お願いだからそんなことしないでね、イオンさん)。
と言うわけで、次の機会にもまた利用するつもりでいるネットスーパー。あとは「利用客増加が見込めないので運用を中止」なんてことだけにはならないことを祈っている。