ちょっとだけ西新宿2012年06月02日

昨日から仕事で東京に来ています。
で、今回は(も)"出張パック"を利用している関係(1泊は宿泊施設への宿泊が必須)で、新宿のワシントンホテルに宿泊しました。

この西新宿にある新宿ワシントンホテルは、個人的には馴染みのホテル。とは言っても、宿泊したことは過去に1回あるだけです。
実は以前勤めた会社がこのホテルと隣り合わせのビルにあったため、昼食や単に通路代わりにホテル内を通り抜けるだけ等、毎日何かしらの接点があったホテルだったのです。
その後会社の所在地が移転した関係で、この界隈をウロウロする機会もほとんどなくなりましたが、僕にとっては社会人なりたての20代の頃を思い出させてくれる特別なエリアなのです。
さて新宿駅からは甲州街道を歩いてホテルに向かいましたが、新しい道路ができていたり店も多少様変わりしている様子で、なんだか新鮮です。
すでに23時過ぎと言う遅い時間でしたがそれでも人通りは多く、歌舞伎町などの飲食街とはまた別種の賑やかさのようなものを感じました。

東京都庁

翌日です。今日は実家に1泊して明日札幌へ戻る予定でしたが、慌てて実家に向かう必要はありませんでした。で、「何をしようか」とちょっぴり考えながらホテルの部屋の窓から外を眺めていて、そこで思いついたのが都庁の展望台。ホテルの部屋は18階の北向きだったのですが、ちょうどその部屋の窓から都庁が真正面に見えて思いついたわけです。
展望を楽しむならいまどきの"旬"は東京スカイツリーなのでしょうが、今はまだ予約制です。「じゃあ東京タワー?」とも思いましたが、わざわざそれだけのために行くのも億劫。それに少々靄っていて、遠望は期待できそうにありません・・・じゃあ、手近なところで目の前の都庁にしようというわけ。それにタダですしね(笑)
と言うわけで、ホテルをチェックアウトし、都庁へ。
都庁の展望台に上がるなんて、何十年ぶりかなぁ?気分は完全に観光客モードです。
入り口で警備員から手荷物検査を受けましたが、これはテロの危険が身近になってからのことなんでしょうね。なんだか、嫌な時代です。

土曜日の午前中の早い時間だからでしょうか、展望フロアへのエレベータも展望フロアも、それほど混雑していませんでした。思っていたとおり遠望は楽しめませんがでしたが、この季節は仕方がありませんね。
それでもやや靄った東京スカイツリーは見えています。肉眼ならしっかり見えているのですが、デジカメだとさすがにコントラストが低すぎて、ぼんやりとしてしか映ってくれません。
都庁からの展望の醍醐味は、やっぱり西側かな?
西側は都庁を上回る高さの高層ビルはありませんので、ブワーッと町が広がっている様子が一望にできて壮観です。冬の快晴の日なら富士山までしっかり見えそうです。

<都庁の展望台から西側を遠望>
都庁の展望台から西側を遠望

<こちらは東側>
都庁の展望台から東側を遠望


都庁展望の後は、のんびり歩いて新宿駅に向かいました。
人工的で近未来的な西新宿の高層ビル街は、たまにこうして歩くと新鮮な感じがします。
もっともこんな環境で生活したいとは、まったく思いませんが・・・。
ふと思い立って、昔よく訪れた喫茶店に立ち寄ろうと考えましたが、残念ながらそこは時代の流れ・・・すでに跡形もなくなっていました。



除湿機のリコール2012年06月05日



たまたま先日ネットのニュース記事を見ていたら、パナソニック製除湿機のリコールの件が記事になっていました。なんでも構造上の問題で発火する危険性があるのだとか。パナソニックに社名変更される前、まだナショナルのブランド名で発売されていた時期の製品です。
我が家にも、このナショナル製の除湿機があります。型番までは覚えていませんでしたが、発売時期を考えるともしかして該当しているかも?・・・そう思って家に帰ってから型番を調べてみたところ、見事?該当していました。
ちなみに僕が所有していたのは、F-YHB100という型番です。

さっそくメーカーへ連絡を取った後、わずか数日後の昨日、その代替品が到着しました。
「どうせ何かの部品交換でもするんだろうな」くらいに思っていたのですが、なんと今回の対応は現行の最新機種(F-YHHX120-S)と交換なのです。これにはちょっとビックリ・・・。迅速な上に、太っ腹な対応という印象です。
まさか"リコール慣れ"しているわけではないのでしょうが(あの数年前のファンヒーターのリコールの時は、その徹底ぶりが印象に残っています)、その対応の良さに驚いたわけです。
まあ僕の勝手な想像ですが、もし今回の問題が構造に起因したものであれば簡単に部品交換なんてこともできないのかも知れませんし、そのために部品を作りなおして人手を掛けて修理をするくらいなら、現行品に交換してしまう方が手っ取り早く、コスト的にも安上がりなのかも知れませんけど。

以前の住居では冬場の北側の窓の結露がひどく、その結露抑止と室内干し目的で除湿機を使っていましたが、今の住居に移ってからはその心配がないため、まったく使用していませんでした。そのため、ずっと箱に入れて仕舞いっぱなし・・・つまりは使っていないのですから、我が家では今のところ問題発生の心配がないわけです。
そんな状況でしたから、「代替品届いたら、ヤフオクでも転売したら儲かるかも」なんて、ちょっぴり邪な考えも浮かんだりして(笑)。なんでも代替品は特に人気が高く、市場では品薄の製品なのだそうです。
まあ実際には、いざ必要になって買おうと思うとなかなか買えない類の製品ですし、ありがたく使わせて頂くことにしましたが。

さっそくテストの意味もあって、洗濯したての何枚かのシャツを浴室に干し、除湿機を運転してみたところ、1時間ほどであらかた乾いてしまいました。
数年間の間の進化なのか、機能的にも性能的にも格段に向上しているみたいです。
電気代は比べてみないとわかりませんが、少なくとも時間的には浴室乾燥機での乾燥よりも短時間で乾かすことができそうなので、大いに活用できそうです。
リコールのおかげで、なんだかえらく得した気分です。
「パナさん、巨額の赤字を出したばかりなのに大丈夫なの?」とか、「このリコールで本来の購入希望者の手に入るのがますます遅れるのでは?」などと、お節介な心配までしたりして・・・。

そう言えば我が家の洗濯機が、最近になって時々異音を発するようになったんですよね。
もう10年近く使っていますので、そろそろ寿命なのかも知れませんが、できればこのあたりで、この洗濯機もリコールになって・・・って、そんな都合のよいこと起こるわけないか(笑)


  panasonicのリコール社告のページ --> こちら



よさこいソーラン祭り2012年06月09日


よさこいソーラン(昼)

今年で21回目のよさこいソーラン祭りが7日から始まっています。
数年前をピークに、最近は参加チーム数、観客動員数が共にやや減少傾向のようですが、それでもわずか20年ほどで、本家の「高知よさこい」を超える規模の祭りとなりました。
まあもっともこれは人口の違いもありますから、単純に比べられる数字ではありませんけど。

実はこの祭り、市民にとっては賛否が分かれるところ。とある新聞社のアンケートでは、比較的年配の人には賛成の割合が多いようですが、若い世代は逆に祭りに反対の人が多い結果だったようです。
かくいう僕はと言えば、優柔不断な中間派。
「どっちでもいい」という意味で中間なのではなく、祭りそのものには賛成、祭りの運営スタイルに対してはやや反対・・・という感じかな?

よさこいソーラン(夜・ステージ)

祭りが始まった最初の頃は北海道内の小さな町村からの参加も多く、ときにはおばあちゃんばっかりで構成された微笑ましいチームに楽しませてもらったり、自然な賑わいが感じられました。でも最近は規模が拡大して、参加チームが増えたこともあってか会場もあちこちに分散してしまい、コスト的にも小さな町村単独では、参加しにくい状況が生まれているような気がします。
規模が拡大するにつれ、必然のように商業化の道をたどり、結局は手作り感が感じられない、"踊り"そのものが生業のようになったチーム(つまりはセミプロチーム)とか、あるいはスポンサーがついて時間の自由がある学生チームばかりが目立つ祭りになってしまったような気もしています。このあたりが残念な気持ちになってしまうところなんですよね。
一方では、祭りそのものの昂揚感が僕は好きです。自分が参加してもいないのに、なんだかワクワクした気持ちで見てしまいます。また賛成派の多くの方が言う、"祭りがもたらす経済効果"ということも確かに説得力があり、否定しにくいところです。
もっともこうした賛否は本家の"高知よさこい"でも、同じような問題を抱え、試行錯誤しているようなんですが・・・。

こうして賛否が分かれるのも、祭りがそれだけ大規模になって、定着してきたからこそと思います。
せっかくこうして札幌の地に根付いた祭りですから、この先も思い出深い歴史を重ねて行って欲しいと思いますし、前向きな"試行錯誤"を繰り返しながら進化していって欲しいと思っています。



【映画】 外事警察~その男に騙されるな2012年06月10日


映画を見てきました。ちょっとだけ、しばらくぶりかも?(なんだか変な言い回しですが)
この映画、NHKの土曜ドラマで放映されていた骨太なドラマの、その続編にあたるような映画ですが、ドラマを見ていなくても、ストーリーを追う上で困ることはありません。
そのあたりは上手くできている感じ・・・。

このドラマ編を見ていた時には、「民放だと作りにくいドラマだろうな。スポンサーが嫌がりそう」と思って見ていました。NHKだからこそ作れるドラマという気がしていたのです。
別にタブーに触れているからという意味ではなく、全体のトーンが暗く、救いがない感じがするドラマだったからです。ほらっ、普通のドラマってどんなに苛酷で暗くとも、最後はなんとなく気持ちがスッキリして救いを感じるものが多いじゃないですか。ところがこのドラマはそれがないんです。逆に言えば、それが新鮮な感じがして見ていました。
映画でもこのドラマのときのトーンがそのまま引き継がれ、その狙いがうまくハマっている映画だと思いました。いわゆるノワール作品とでもいうのかな?
ただどうしても映画だと、2時間前後と言う時間枠の中で完結させなくてはならず、それでいてスケール感は拡大させるという事情もありますからやむを得ないのでしょうが、ドラマ版の時に感じた心のひだまで丹念に描く緻密さのようなものが端折られて、なんだか最後まで重厚さに欠ける印象も感じてしまいました。
"やむを得ない"と言いながらもせっかくの素材、ちょっぴりもったいないなぁ~と・・・・。

公開2週目で週末だというのに、観客が少なく(20人~30人くらいかな?)、スクリーンも一番小さいスクリーンでの上映でした。俳優陣が皆良い演技をしていただけに、これはちょっぴり残念な気が。
興行的にも是非成功して欲しい映画だと思うんですけどね(僕が鑑賞したときが、たまたま少なかっただけかも知れませんけどね)。


北電の節電キャンペーン2012年06月13日

予想される今夏の電力不足の対策の一環として、北海道電力では「みんなde節電キャンペーン」を実施するようです。
8月~9月の2か月間で、前年に比べて電力消費を15%以上削減すると2,000円のQUOカードを、7%以上削減でも1,000円のQUOカードがもらえるキャンペーンです。
他の地域と同様に、北海道も今夏は7%くらいの需給不足が予想されていますので、そのためにひねり出した対策なんでしょう。

考えてみると、これってユーザからすると結構魅力的なキャンペーンかも。
削減努力をして仮に目標に達しなかったとしても、節電することで確実に電気代は安く済むのですから無駄にはなりません。こうした目標があった方が、例え方が悪いかも知れませんが、ゲーム感覚で節電に取り組めるメリットもあります。
我が家のように一人暮らしで、消費電力がそもそも少ない家はちょっと難しいかも知れませんが、家族が多い家での1割程度だったら、待機電力をできるだけ少なくして一週間程度家を留守にすれば、簡単に達成できそうな気もします。
もっとも留守にしても、北海道管内の別の場所で電気を使いまくっていたら、本来の需給不足解消には繋がらないような気もしますし、道外の別の場所に行って同じく電力を消費したら、その管内に迷惑が掛かることにもなりそうです。
そもそも、「そんな大盤振る舞いができるなんて、今までどんだけ儲けてたんだ?」と、ちょっぴり思ったりもしますが・・・。それだけの金があるならQUOカードとかではなく、恒常的な節電に繋がる、例えば「応募者全員にLED電球プレゼント」とか「各戸の白熱電球をLEDに変える補助金」なんてのもアリなのでは?とも思います。あっ、でも需要が少ない時期に入ったら、逆にたくさん電力消費してもらわないと困るのかな?(もちろん、僕の邪推ですけど)。

ともあれ、なかなか面白いキャンペーンだとは思います。
(ちなみに関西電力も、同様のキャンペーンをやっているようです)
このキャンペーンですが、事前登録が必要で期限は6月末まで。
興味がある方は、以下のリンクで詳細を確認してください。


    北海道電力 みんなde節電キャンペーン