北電の節電キャンペーン2012年06月13日

予想される今夏の電力不足の対策の一環として、北海道電力では「みんなde節電キャンペーン」を実施するようです。
8月~9月の2か月間で、前年に比べて電力消費を15%以上削減すると2,000円のQUOカードを、7%以上削減でも1,000円のQUOカードがもらえるキャンペーンです。
他の地域と同様に、北海道も今夏は7%くらいの需給不足が予想されていますので、そのためにひねり出した対策なんでしょう。

考えてみると、これってユーザからすると結構魅力的なキャンペーンかも。
削減努力をして仮に目標に達しなかったとしても、節電することで確実に電気代は安く済むのですから無駄にはなりません。こうした目標があった方が、例え方が悪いかも知れませんが、ゲーム感覚で節電に取り組めるメリットもあります。
我が家のように一人暮らしで、消費電力がそもそも少ない家はちょっと難しいかも知れませんが、家族が多い家での1割程度だったら、待機電力をできるだけ少なくして一週間程度家を留守にすれば、簡単に達成できそうな気もします。
もっとも留守にしても、北海道管内の別の場所で電気を使いまくっていたら、本来の需給不足解消には繋がらないような気もしますし、道外の別の場所に行って同じく電力を消費したら、その管内に迷惑が掛かることにもなりそうです。
そもそも、「そんな大盤振る舞いができるなんて、今までどんだけ儲けてたんだ?」と、ちょっぴり思ったりもしますが・・・。それだけの金があるならQUOカードとかではなく、恒常的な節電に繋がる、例えば「応募者全員にLED電球プレゼント」とか「各戸の白熱電球をLEDに変える補助金」なんてのもアリなのでは?とも思います。あっ、でも需要が少ない時期に入ったら、逆にたくさん電力消費してもらわないと困るのかな?(もちろん、僕の邪推ですけど)。

ともあれ、なかなか面白いキャンペーンだとは思います。
(ちなみに関西電力も、同様のキャンペーンをやっているようです)
このキャンペーンですが、事前登録が必要で期限は6月末まで。
興味がある方は、以下のリンクで詳細を確認してください。


    北海道電力 みんなde節電キャンペーン