遅ればせながらおめでとうございます2013年01月08日

毎年恒例の初詣。今年はいつもの年より心なしか混雑していたような
日が過ぎるのは早いもので、新年を迎えたと思っていたらあっという間に1週間が過ぎてしまいました。
あっ、遅ればせながら明けましておめでとうございます。

昨年7月以降、更新がストップしていたこのブログですが、この半年間、決してネタが無かったわけではありません。いや、むしろ書きたいことはいっぱいあったのですが、ちょいと忙しくなってしまうと、ついつい後回しになってしまうんですね、性格的に(苦笑)。で、結果的にその記事としての「旬」を逃してしまうという状況が続いていました。
だって雪が降り積もって根雪になってから、紅葉の記事を載せてもねぇ・・・。
公開終了してから、見た映画のレビュー書いてもなぁ・・・。

まあこのブログ、誰かに強制されて始めたわけでもありませんし、誰かに「書くのをやめろ」と脅されたわけでもありません(笑)
また今年もゆる~く、マイペースで更新していきたいと思っています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

帰省時のトホホなアクシデント2013年01月09日

正月休みには、いつもの通りに神奈川県の実家に帰省していたのですが、その帰省の際には、ちょっとしたアクシデントがありました。今日はそんな話を・・・。

いつも年末の帰省では、空港混雑を考慮してかなり早めに空港に向かうことにしています。
その代りと言うわけではありませんが、時間に余裕があるため、乗り換えが少なくて済み、交通費も一番安く済む、空港連絡バスを利用する機会が多いのですが、今冬は12月だというのにやたらと降雪量が多いため、安全策を取ってJRの快速エアポートで空港へ向かうことにしました。
ところがところが、これが完全な誤算・・・。

札幌駅で列車に乗り込んで、出発を待っていたところで突然、「新札幌駅で"異臭騒ぎ"が発生し、現在警察が現場検証中。この列車は運休します」とのアナウンス。僕が乗車していた列車だけでなく、後続の列車も含めて、千歳線の列車はしばらくは動く気配なしとのこと・・・。

列車で行くと決めていたこともあって、いつもより時間の余裕も少なめに見積もっていたため、到着は順調でも出発の1時間前の予定でした。そのため、駅ではしきりに代替交通機関として「バスの利用を」とアナウンスしていますが、今からバスでは間に合いません。それでも一応空港連絡バス乗り場まで行ってみましたが、駅から一斉にバス乗り場に向かった人たちですでに長い行列ができています。こりゃ、絶対に無理だわなぁ・・・。
今回は貯まったマイルを使った無料航空券でしたので、何かと制約も多く、簡単に便の変更もできませんし、そもそも年末の混雑時期に次便以降に空席があるかもわかりませんので、どうしても予約した便に乗りたい事情があります。

そんなわけで、時間だけでなく気持ちにもゆとりがなくなって、結局は札幌駅から空港までタクシーで移動することにしてしまいました。
バスなら1,000円、JRなら札幌駅から1,040円、それがタクシーだと1万円越え・・・しかも高速道路を使ってもらうことにしましたのでその高速料金もプラスされました。こりゃ、痛い出費です。せっかく航空券の出費を抑えたというのに、その空港へ向かうのに1万数千円を使う羽目になるとは・・・トホホホ・・・
もう少し時間に余裕があるならば、高速のICに近い駅まで地下鉄で移動して、そこから発着のバスを利用するなんて手もあったのですが、それも後の祭り。
まあ、タクシーを利用したおかげで、なんとか30分前には空港に到着することができました。

さて無事実家に帰ることができ、ネットのローカルニュースをチェックしてみました。
この混乱の発端となった「異臭騒ぎ」ですが、なんでも先行する列車内で、"馬鹿"な乗客がうがい薬を小さな瓶に移し替えようとしてこぼしたという、お粗末な話だそうです。で、誰かが騒ぎ出して、車掌に通報して話が大事になっていったようです。
あの宗教団体のテロ事件以来、車両内の異臭に乗客が敏感なのはしょうがないとして、なぜこぼした当人はその場で周りの人や車掌にキチンと説明しなかったんでしょうねぇ・・・まあ詳しいことは、ニュース記事にも載っていなかったのでわかりませんが。
その記事では「JR北海道では損害賠償をその客に請求するかを検討中」と書かれていましたが、とてもじゃないけど、個人で賠償できるような金額では収まらないでしょうね。
そもそもそんなことができるなら、「僕のタクシー代も返せ!」と言いたい気分。

と言うわけで、トホホな2012年の締めくくりとなった次第。

8mmビデオをDVDに・・・その後2013年01月20日

8mmビデオテープのDVD化を専門の業者に依頼した件を、去年の6月17日の記事にしました。その後の結果についてを書き忘れていましたので、今日はその後」について。

結果を先に書いてしまうと「大満足」。
やはり想像してはいましたが、8mmテープの保存状態はかなり悪かったようです。
極端に言えば、カビの中にテープを埋め込んでいたような状態でしたから・・・。

依頼したテープのすべてが、最低でも分解してテープのカビ取りをしなくてはならない状態だったようですし、一部のテープはテープ同士が固着して記録面が消失しているような状態だったとのこと。
そんな話を業者の方から電話できちんと丁寧な説明を頂き、十分納得したうえで、「たとえ1時間の映像の内の数分間でも何らかの映像が取り出せるようだったらチャレンジして欲しい」とお願いして、作業して頂きました。
結果的に予算は結構オーバーしてしまうことになりましたが、既に亡くなっている祖父母など、例え数秒間でも映像を見ることができる可能性があるなら、お金には変えられませんからね。

プロフェッショナルな技術のおかげだったのでしょう。半分はほとんど違和感がない映像・音声でしたし、残りの半分も音声が飛んでいたり、映像が乱れたりする部分はあるものの「よくぞここまで」という印象。
「映像はほとんど取り出せないだろう」と言われていた2本は、さすがに厳しかったようですが、それでもどうにか取り出してもらえた10分程度の映像が、実は僕にとっては「一番残しておきたかった人たち」が映っていた部分で、そんな偶然に、何やら奇跡に出会ったような気分にさえなってしまいました(ちょっと大げさ?)。

さっそく親兄弟などにも複製したDVDを送って喜んでもらうことができました。
20年ほど前の映像を、まさか今このタイミングで見られるとは思っていなかったようで、泣いたり笑ったりの時間を過ごしたようです。

皆さんにも、埋もれている映像や写真を蘇らせ、保存しなおすことを、ぜひお勧めしたいと思って、その後の件を記事にして見ました。
宣伝のつもりはありませんが、参考までに僕がお願いした業者さんを紹介しておきます。

  DVD保存.com(http://dvdhozon.com/)

 




北湯沢温泉2013年01月28日

先週末は、会社の同僚と二人で「北湯沢」という温泉地へ1泊してきました。
泊まった宿は「北湯沢名水亭」という大きな旅館です。

旅館の11階から(もうすぐ夜明け)

「北湯沢」という地名ですが、道外の人にはピンと来ないかも知れませんね。全国のあちこちに「湯沢」と名前の付いた温泉地がありますしね(例えば首都圏の人だとすぐに思いつくのは「越後湯沢」あたりでしょう)。確かに、温泉地の環境や景観を想像しやすい温泉地名という気がします。

この北湯沢温泉ですが、旅館業大手の野口観光という会社がTV-CMをガンガン流していることもあって、道民にとっては結構馴染みのある名前だとは思いますが、温泉自体はその会社の系列の大旅館が3軒ある他は、小さな旅館が数軒あるだけのこじんまりとした場所ですから「名前は知っているけれど行ったことはない」と言う人も多いかも知れません。
僕にしても今回が初めてで、旅行サイト「じゃらん」の溜まっていたポイントの期限が1月末で、「このまま失効するのはもったいないから、どこか行ったことがないところに行こうか」ということがきっかけでした。

さて北湯沢。
とにかく静かな山間の温泉地でした。公共交通が便利とは言えない場所です。
でも今回は札幌駅発着の無料送迎バスでの往復でした。さすがは、大旅館です。
札幌駅から6台の送迎バスを仕立てて出発です。
じゃらんポイント分での値引きや早期割引やらで、一人1泊2食で7,000円程度。しかも無料送迎・・・この格安感は破格と言う気がします。
宣伝のつもりはありませんが、野口観光の系列旅館は、この北湯沢以外にも、登別や洞爺湖、函館湯の川、層雲峡など各所にありますが、そのどこもが札幌駅からのバス送迎があります。札幌から函館とか、層雲峡なんてかなりの距離ですから、利用しない手はないという気にさせられます。
今回の北湯沢にしても、公共交通機関で行こうと考えたら、往復するだけで宿泊費くらい掛かってしまうかもしれません。
そう考えると、「もうちょっとサービスのレベルをあげて欲しいなぁ」とか、「どうも宿の個性が感じられないなぁ。特に風呂とか。ただ大きいだけじゃねぇ」などと文句を言ってはいけないという気にもなってしまいます(つまりは泊まっていた間は、結構不満を言っていたわけです)。

旅館の11Fから(夜が明けました)

確かに内風呂の数も多く、露天風呂も大きいのですが、特徴はただそれだけで、いわゆる温泉の風情に欠けている感じがします。風情だけでなく、あきらかに利用者視点に立っていない設備・レイアウトと感じる部分もあります。
系列旅館間を巡回する連絡バスで、すべての風呂が利用できるなどの特徴的なサービスもあるのですが、例えばその内の名水亭と第二名水亭などは、まるでクローンのような作りで、わざわざ二館の温泉を"はしご"する魅力に欠けているとも感じました。
温泉だけでなく、夕食にしても、サービス係の人員があまりにも少なすぎ、何度も声を掛けないとビールの一本ですらなかなか注文できない有様(外国人従業員の活用を否定するわけではありませんが、注文を取り違えるどころか、注文を受けたことを忘れてしまうなんてのは論外です)。
その点、昨年12月に登別温泉の有名老舗旅館へ宿泊しましたが、システム的には今回とほぼ同じ形でありながら、そのあたりサービスの充実度に関してはあきらかに違っていました。

ただ上にも書いた通りに、圧倒的なコストパフォーマンスを考えると「まっ、いいかぁ~。安いからねェ~」となってしまうわけです。なんせ、宿泊費はその登別の宿の半額ですからねぇ・・・(登別の時はそもそも一人でしたので、少し割高でしたが)。
思うに、グループとか宴会旅行、あるいは家族連れ(温泉のプールあるし)などなら、お奨めできるかも。逆に一人でまったりとした時間を過ごしたいような場合には、僕自身は別の選択をすると思います。

と言うわけで、誉めているのか、くさしているのか、なんだかわからない記事になってしまいましたが、そんな印象を感じた今回の温泉旅行でありました。