8mmビデオをDVDに・・・その後2013年01月20日

8mmビデオテープのDVD化を専門の業者に依頼した件を、去年の6月17日の記事にしました。その後の結果についてを書き忘れていましたので、今日はその後」について。

結果を先に書いてしまうと「大満足」。
やはり想像してはいましたが、8mmテープの保存状態はかなり悪かったようです。
極端に言えば、カビの中にテープを埋め込んでいたような状態でしたから・・・。

依頼したテープのすべてが、最低でも分解してテープのカビ取りをしなくてはならない状態だったようですし、一部のテープはテープ同士が固着して記録面が消失しているような状態だったとのこと。
そんな話を業者の方から電話できちんと丁寧な説明を頂き、十分納得したうえで、「たとえ1時間の映像の内の数分間でも何らかの映像が取り出せるようだったらチャレンジして欲しい」とお願いして、作業して頂きました。
結果的に予算は結構オーバーしてしまうことになりましたが、既に亡くなっている祖父母など、例え数秒間でも映像を見ることができる可能性があるなら、お金には変えられませんからね。

プロフェッショナルな技術のおかげだったのでしょう。半分はほとんど違和感がない映像・音声でしたし、残りの半分も音声が飛んでいたり、映像が乱れたりする部分はあるものの「よくぞここまで」という印象。
「映像はほとんど取り出せないだろう」と言われていた2本は、さすがに厳しかったようですが、それでもどうにか取り出してもらえた10分程度の映像が、実は僕にとっては「一番残しておきたかった人たち」が映っていた部分で、そんな偶然に、何やら奇跡に出会ったような気分にさえなってしまいました(ちょっと大げさ?)。

さっそく親兄弟などにも複製したDVDを送って喜んでもらうことができました。
20年ほど前の映像を、まさか今このタイミングで見られるとは思っていなかったようで、泣いたり笑ったりの時間を過ごしたようです。

皆さんにも、埋もれている映像や写真を蘇らせ、保存しなおすことを、ぜひお勧めしたいと思って、その後の件を記事にして見ました。
宣伝のつもりはありませんが、参考までに僕がお願いした業者さんを紹介しておきます。

  DVD保存.com(http://dvdhozon.com/)