デジタルフォトフレーム2009年03月25日

Transcend PF810B お薦め!
デジタルフォトフレームを買った。
最近買いものばかりしているようだが、このデジタルフォトフレーム(なんだか名称が長いので、は"Dフレーム"と略します)は昨年から欲しいと思って検討を続けてきたので、衝動買いというわけではない。
今まで壁に何枚もの写真を飾っていたのだが、引越先が賃貸マンションでしかもデコボコした壁のため、壁に飾るのは難しく、ならばと写真立てをたくさん置くのに適した棚もそれほど多くはない。そこで考えたのが、Dフレームだったのだ。

2,3年前から徐々にブームが盛り上がりつつある、Dフレームだが、「帯に短したすきに長し」という感じで、僕の選択基準で決定的な不満点が一つ二つあって、今まではなかなか購入に踏み切れなかった。
ちなみに僕の選択基準は、
(1)液晶の品質 >視野角が広く、映り込みが少ないもの
(2)解像度 >4:3比率の800×600画素
(3)価格 >MAXで1万円前半で買えること
(4)品質 >部屋のインテリアとして使えるもの
の4つ。僕の中での優先順位は上からの順番だ。書き連ねてみると、ごく一般的な基準ではある。
で、今回選択したのが、写真のTranscend(トランセンド)社のPF810Bというモデル。量販店の店頭ではかなり割高な価格設定だったので、ネット通販(最近はこればっかりだ)で購入することにした。

液晶品質は、他社の新発売の製品にも心惹かれていたが、店頭で実際に見てみると、思っていたほどには良くない。これは表面にクリアパネルが装着されているためで、光の映り込みが多いとせっかくの液晶の良さが生かされないためだ。実際に家に置いた場面を想定すると、薄暗い環境だとよさそうだが、蛍光灯の映り込みや外からの直射日光を当たるような場所には不向きと言うことになる。
解像度は最近では4:3比率のモデルも増えてきた。今まで購入に踏み切れなかった最大の理由がこの液晶パネルの比率で、16:9のワイドパネルが主流だったからだ。ワイドパネルが多かったのはカーナビなどの大量生産した液晶を流用していたためのようだが、コンパクトデジカメは4:3比率だし、一眼デジカメも3:2が主流。何れにしてもワイドタイプでは無駄な面積が多く生ずることになる。どうせなら2Lサイズ程度の大きさで写真を見たい。
価格はピンキリ。言うまでもないことだろうが、総じて価格が高い方が品質・機能が高くなるのは当然として、いくら高機能だからと言っても、僕の価値観で言えばDフレームに2万円以上投資する気にはなれない。だから品質を譲れない基準として、それ以外の機能等の要素とトレードオフして納得できる価格のものをと、今まで考えていたのだ。
製品レビューのつもりはないので細かい機能をここで説明はしないが、その機能に関してもこのモデルはかなり優秀で多機能。FMラジオまで付いていることには驚いた(もっとも僕は利用しない機能なんだけど)。
これで、価格は送料込みで14000円を切る価格。ポイントなどを勘案すると実質的には12000円程度だったので、価格的にも十分満足している。

実はこのDフレーム購入資金は、まだ受け取ってはいないが、「定額給付金」を充て込むことを考えていたのだ。今回ほぼピッタリの価格となったことは偶然だけど。
あとはクレジットカードの引き落とし日までに、定額給付金がちゃんと振り込まれてくれれば完全に計画通りではある(札幌市は5月頃になるらしい)。

1週間ほど使ってみた感想だが、部屋で過ごしているとき、なんとなくDフレームに目が行く、そこには自分でも撮ったことを忘れている写真が映し出されていて、しばし新鮮な気分・・・・小さいながらも、そんな生活の変化が生まれたような気がしている。
「遠い田舎の両親へ、孫の写真を入れてプレゼント」なんて利用の仕方が流行し始めているようだが、それもなるほどと思える。
Dフレームは、生活必需品ではないけれど気持ちを豊かな気分にしてくれる、そんなジャンルの家電品なのだと思う。