もう一つ見つけた春2009年02月28日

タンポポ
時系列的には、ひとつ前のブログの記事内容と同じ日。
実はもう一つ、春を見つけていた。

両親が趣味でやっている畑へ行ったのだが、その畑の脇に咲いていたタンポポ。
札幌では5月頃にならないと咲かないタンポポが、2月(と言っても、最終日だけど)に咲いていることに新鮮さを覚える。こんなことを新鮮に思えるのも、北国で暮すようになったからこそだろうな。
たぶん同じ気候風土の土地でずっと暮らしていたならば、今日のようにタンポポが目に留まることもなかったかも知れないし、目に留まったとしても特に感慨を持つこともなかったに違いない。

もっともそんなことを話していたら、「そりゃジジイになったからだよ。どこで暮らそうと、若い頃ならそんなことを感じたりもしないと思うよ」と人に言われた。
ちょっと悔しいが、それもまた「当り」かも。
若い頃にはそれほど興味がなかった梅や桜の開花が待ち遠しいと思うこともあるし、野に咲く花の名前がスラスラと言えるような知識があればよいなぁと思うこともある。そうした季節の移ろいに敏感になって来たような気がする。別に「老い先短い」なんてつもりはないけれど。

まあ何れにしても、もう一つ春を「みぃ~つけたぁ~」ということで。