近所の公園へ2009年12月29日

公園内のランドマーク(名前は知らない・・・年末だからか閉鎖されていた)
実家に戻ってゴロゴロしてばかりいると、せっかく少しずつ減らした体重が元に戻ってしまう。
そんなことを思って、散歩に出かけることにした。

年末年始は冬型の低気圧が強まり、どこも寒く大雪の傾向のようだが、南関東だけは天候に恵まれている。
とは言っても、やはり寒い。羽田に到着したときは「こりゃ暖かいなぁ」と感じたのだが。
それでもダウンを着込んで長時間歩いていると汗ばむ感じになるあたりは、やはり北海道とは違う。
体に纏った熱を逃す感じでダウンのジッパーを開けるとちょうど良い感じになる。

あてもなく歩き始めたのだが途中から、県立の大きな公園まで歩いて見ようかと思い立った。車ならすぐの距離なのだが、歩けば30分程度。往復で1時間程度なので、散歩にはちょうど手頃な距離。まあ目的地はどこでも良かったのだが、何かしら目的地を決めたほうが歩きやすい。
途中、今まで歩いたことのない道を選んだりして遠回りをしていたら、結局公園にたどり着くまでに1時間ほど掛かってしまった。
すでに陽はかなり傾いていて、あと1時間もすればあたりは薄暗くなってしまうだろう。
そんな時間でもまだ公園には人が結構いて、公園を走り回ったりしている。
「花博」の会場となった大きな公園で、新緑や花の季節に訪れればのんびりと過ごすには最高な場所だが、今は冬。花の姿はほとんどないし、紅葉もとっくに終わっている。
だから公園内を散策している人の姿が思いのほか多いことに意外な気がした。

公園内を歩いている内に16時を告げるチャイムが鳴り響いた。
あっという間に陽は傾き、辺りが薄暗くなってゆく。冬至を過ぎたばかりのこの時期は本当に昼が短い。
なんとなく近づく夜に追い立てられるような気分になって、来た道を戻り始めた。