新しいカレンダーの季節2009年12月05日

12月のこの時期、年賀状作成向けムックなどと並んで来年のカレンダーや手帳などが、書店の一番目立つ場所に並び始める。

僕は、手帳に関しては使い勝手など、気にいったものでないと使う気にはなれないのでいつも購入していたのだが、カレンダーに関しては以前は貰いもので済ませていた。
だがここ数年、故・前田真三さんが撮影した美瑛の風景カレンダー(壁掛け型/山と渓谷社から発売)がお気に入りで毎年、メインのカレンダーとしてそのシリーズを購入していた。
ところが昨年引越しをした際に「壁に何も掛けていない状態」というのがすごくスッキリしていることに気が付いて、今年からは壁掛け型のカレンダーは利用していない。

でもカレンダーのない生活はさすがに不便なので、卓上型で探すのだが、これがなかなか気に入ったものに出会えない。
「写真がいいなぁ」と思っても、カレンダーの数字が小さく見ずらいデザインだったりするものも多く、それでは本来の役割を果たせない。カレンダーというものは、実用性を持ったインテリア製品だと思うから、どちらも妥協したくない。卓上型の本来の使い方からはずれた望みであることは承知してはいるのだが・・・。
そんなわけで今年は今のところ、なかなか気にいったものに出会えないでいる。

そうこうしている内に、カード会社や航空会社などから会員向けサービスのカレンダーが届き始める。卓上型をセレクトできる場合もあるのだが、たいていは壁掛け型。そのセレクトできる卓上型にしても市販されているものを見た限りではリビングのメインとするには、ちょっと使いにくそうだ。

う・・・ん、やっぱり1年間お付き合いする気持ちになれる「2010年向け卓上カレンダー」をもうしばらく探し続けなくてはならないようだなぁ。