2012年新年のご挨拶です2012年01月01日

新年、明けましておめでとうございます。本年もこのブログをよろしくお願い申し上げます。

昨年は、東日本大震災やそれに続く原発事故という大災害が続き、それらの出来事に打ちのめされると同時に、「絆」という言葉とその意味をあらためて実感できた、そんな一年だったという気がします。
新たな一年を、そうした様々な思いを胸に一歩一歩前へと進む、そんな一年にしたいと考えています。

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いつも詣でる神社

さて、今日は元旦。冬晴れです。
札幌に住むようになってからも、正月三が日は実家で過ごしていますので、毎年雪のない正月を迎えています。
というわけで、毎年恒例の神社への初詣。
今年は我が家は喪中のため、一応ルール?に従って、鳥居はくぐらずに横の入り口から境内へと入り、参拝を済ませました。

いつも詣でるお寺

続けて神社の近くの、これもまた毎年初詣で参拝している寺へお参りです。
この寺は平安時代頃に行基が創建したと言い伝えられている古刹です。
神社の賑わいとは違い、静けさが新年を迎えての気持ちをリフレッシュしてくれるような気がする場所です。

さあ、今年一年頑張っていきましょう!


横浜ランドマークタワーからの眺め2012年01月03日


大桟橋からランドマークタワー方面


昨年9月に訪れ、でも天気が悪かったために持ち越していた、横浜ランドマークタワーの展望台へ昇ってきました。
冬晴れです。工場の操業や車の通行量も少ない時期ですから、今日は遠望が期待できそうです。

というわけで、横浜ランドマークタワー。
高さはおよそ296mということで、いまのところは日本で一番高いビルです。
東京スカイツリーや東京タワーに高さでは負けていますが、スカイツリーはまだオープンしていませんし、展望台の高さで言えば、東京タワーよりも高い位置(272m)が展望フロアになっていますので、その意味では現時点では日本の構造物の中では一番高い場所からの眺めを楽しめる場所というわけです。
(ちなみに「いまのところ」と書いたのは、東京スカイツリーが開業したらトップの座を明け渡すことになりますし、ビルに限っても、再来年には大阪の阿倍野に300mを超えるビルが建つからです)

今日はせっかくなので横浜駅から、未乗の横浜高速鉄道みなとみらい21線で、みなとみらい駅まで行くことにしました。
ここからは写真を中心に。

【東京スカイツリーとレインボーブリッジ】
スカイツリーは肉眼で見えますが、レインボーブリッジは僕の視力では見えません。先日購入してこのブログの記事にもした、高倍率カメラの超望遠だからなせる技。

東京スカイツリーとレインボーブリッジ


【東京スカイツリーと東京タワー】
東京タワーは左側にあります。こうして見ると東京タワーだって十分高い(だって日本で2番目の高さの構造物ですからね)のですが、東京スカイツリーがあまりに高いため、対比するとなんだか残念な感じ。
背後の山は筑波山ですね。

左端に東京タワー、右側に東京スカイツリー 新旧対決

【新宿西口高層ビル街】
新宿高層ビル街は、通勤もしていた僕にとっては長年親しんだ場所。
都庁のビルも高いですが、特徴的なモード学園コクーンタワーが印象的。
僕が札幌に住む前にはまだ存在していなかったビルで、あるときの帰省時にこのビルを見て、その造形の斬新さに驚いたことを覚えています。

新宿西口の高層ビル街

【東京湾と対岸の木更津方面】
こうしてみると東京湾には大型の船がたくさん浮かんでいることに気が付きます。
対岸の房総半島が見えると、なるほど東京"湾"なんだなとあらためて感じさせてくれます。

東京湾と房総半島

【三浦半島方面】
特にコメントもなく・・・
三浦半島方面にカメラを向けて

【富士山と丹沢山塊方面】
富士山と丹沢の山並みは、丹沢をホームにして山歩きをしていた僕にとっては馴染みのある風景です。
でもこの角度からの風景は、きっと初めてかも。こうしてみると、富士山ってでかいですね。

富士山と丹沢

【ついでに横浜スタジアム】
今年から経営母体が変わって、横浜DeNAベイスターズになった球団の本拠地です。

横浜スタジアム

時々ブログの記事にも書いている通り、高所恐怖症でありながら高い場所が好きな僕にとっては、ここからの眺めは至福の時(笑)。特にこの時期は、新年を祝う、そんな気分も感じる場所でした。
ランドマークタワーからは日本丸メモリアルパーク~赤レンガ倉庫~大桟橋と歩き、山下公園まで。せっかくここまできたのだからと思い、久しぶりの横浜中華街でちょっぴり遅い昼食をとることに。
正月休みだからか、いやあ凄い人の数でした。狭い道路をびっしりと人が埋めています。
「どこも似たり寄ったりだよ」と思うことにして、客が少なそうな小さな四川料理の店で刀削麺を食べて、帰路に着きました。
というわけで、おまけの1枚はその刀削麺の写真です。

【おまけの1枚】

刀削麺


今年も北海道神宮2012年01月08日


北海道神宮

札幌には4日に戻ってきました。
予定通りに新千歳空港に到着すれば、戻ったその足で北海道神宮へ参拝しようと思っていましたが、あいにく予定の便が遅れ断念。結局、今日になってしまいました。
(余談ですが、搭乗した便はANAの747-400。JALに続いてANAも2015年頃には全機退役とのことのようです。僕はジャンボの2階席窓側がお気に入りだったので、ちょっぴり残念。ちなみに今回もしっかり、2階席窓際をキープしました)

まだ正月の余韻が残っているためか、参拝者はそれなりに多い感じ。
露店もまだ並んでいて、これはこれで正月らしく良い感じです。
せっかくだからと、滅多に撮らないケータイのカメラでパチリ。

神社への参拝というのは「お願いをするのではなく、お礼を言うのだ」と誰かに聞かされたことがありますが、僕はいつも特にお願いをするわけでもなく、お礼を言うでもなく、無の気持ちで頭を下げてるだけなんですが、それだとご利益はないのでしょうかね?
ともあれ少なくとも、こうして参拝すると何やらスッキリとした気分になるのは確か。
区切りとしても、こうした伝統は大事にして行きたいなと、そんなことを思ったりもします。


幻のシンガポール2012年01月12日

昨日は羽田発の深夜便でシンガポールに出かける・・・・・・はずでした。ところが、残念ながらその旅行は幻に・・・。
その顛末を。

シンガポールへは、夕方の便で新千歳から羽田へ向かい、国際線へ乗り継いで向かう予定でした。
新千歳は天候が荒れはじめ、ややダイヤも乱れがちのようでしたが、それでも普通に飛んでいたようなのですが、搭乗予定の機体は時間になっても新千歳に到着しません。
こんなとき運行本数が多い大手の航空会社だと優先して次便に代替するなどと取り計らってくれるのですが、搭乗予定の会社は運行本数も限られていたため、次便はかなりの時間が空いてしまいます。
結局出発時間に30分ほど遅れて到着したのですが、その遅れを取り戻すためか、機体整備と乗客の搭乗も並行して進め、着席して10分ほどで搭乗ゲートから離れました。この時点で40分ほど遅れていますが、元々国際線の乗継ですから時間が掛かることを想定して余裕を持っていますので、まだまだ許容範囲。余裕で乗り継げるはずでした。

さてゲートを離れた搭乗便ですが、窓越しに外を見ると、上からジャワジャワと水が落ちてきます。これは氷結した機体を溶かすための水なんでしょうが、この時点でもまだ整備が続いているとは・・・・やや不安な展開。
それでも大人しく待ち続けていたところ(まあ乗っちゃったら大人しく待つしかないんですが)、滑走路近くまで行った便がいきなり停止し、いきなり操縦席からパイロットが出てきて、懐中電灯片手に後ろに走っていきます。
で、アナウンス。「当便は法定で定めるナンチャラを満たせる状況にないため、搭乗ゲートに引き返します」
この時点でさらに遅れに1時間プラス。トータル1時間40分の遅れです。段々微妙な時間になってきました。オイオイ・・・。

搭乗ゲートまで戻ったところで、「機体の再整備と燃料補給する」とのアナウンス。補助エンジンをちょいと動かしていたくらいで燃料補給しなきゃならんほど消費するものなの?そもそも時間節約のため、燃料補給を端折ったんじゃないの?ってな疑問が次々と浮かびますが、まあ飛行機に詳しいわけではないので、疑念は疑念のまま、とりあえずイライラしながら待ち続けていました。
今度は新たなアナウンスで「航空法では禁止されてるけど、特例でケータイ使用してもいいからね」のアナウンス。そんなことは滅多にないのか、あるいはCAさんのキャリア不足なのか、分厚いマニュアルをひっくり返しながら、ほとんど棒読みでアナウンス・・・・実は搭乗前に予定便が遅れた時点で国際線乗継と伝えたところ、一番前の座席に変更してくれていたので、その慌てぶりが丸見えだったのです。

許可をもらったので、すぐに東京の同行メンバーの幹事へ連絡。「乗継ダメかもしれない」。そう、搭乗ゲートに引き返し、そこでさらに時間が経過した時点で、もう一般的には無理な時間、特別な計らいがあったとしても厳しい時間になりつつありました。
とりあえず連絡はできたので東京メンバーが状況が分からないまま待ち続けることは避けられましたが、そうなると後の心配は「乗り継げないのに羽田まで連れて行かれたら、その先どうしようか」ということ。乗り継げないのなら、もうここで降ろしてほしいよなぁ・・・そう思っている内に、外から地上係員が乗り込んできて「もう乗り継げないと思う。どうする?」と言われました。一応こちらからも念押しで「本当に乗り継げないんですね?」。キャンセル料とかにも関係してきますからね、これ重要です。
で、結局機体にタラップを接続して車で到着ロビーへ連れて行かれ、到着ロビーから出発ロビーへと上がり、保安検査場を逆にたどって振り出しに戻りました。この時点でまだ予定便は離陸していません。
料金は当然ながら羽田までの往復分は全額返金。でも国際線のツアー代金は、ツアー会社にも航空会社にも非があるわけではありませんし、出発後キャンセル手続きとなるわけで、どうなることか?(【1/16 追記】温情?なのか、出発前キャンセル扱いにしてくれたのか、後で幹事に聞いたところでは半額戻ってくることになったようです)

腹立たしいのは、他の便は普通に飛んでいるのに、予定の航空会社の便だけが遅れたという事態。空港全体が閉鎖ならば、「しょうがいなか」と諦めもつきますけどね。
教訓として、一つ目はこうした乗継など重要なフライトのときは、大手航空会社の方がやっぱり安心できるのだなということ。
二つ目は厳冬期は特に、もっと時間の余裕を見なきゃいかんのだなということ。
まあ、それでも空港閉鎖などでダメな場合もあるわけで、最良は「羽田や成田周辺に前泊する」のがベストなのかも。

帰路、なんだかドッと疲れが出ました。旅行に行ったわけでもないのに・・・。
完全休暇モードだった気分は今日になっても立ち直らず、仕事は休んで温泉へ疲労回復と気分転換にと出掛けてきました。
ついでに戻ってきてからは、なじみの居酒屋へ。
マスターが顔を見るなり「あれっ、なんで札幌にいるの?」。「実はですねぇ・・・・」と、酒の肴に幻のシンガポール旅行、そのトホホな顛末を語ったのでありました。


千歳アウトレットモール レラ2012年01月14日


千歳アウトレットモール レラ

札幌周辺には三つのアウトレットモールがあります。
一つは他の商業施設も一体化してるため、あまりアウトレットーモールという感じがしない「ウイングベイ小樽」に、できたのが一番新しい「三井アウトレットパーク北広島」、そして今回のタイトルの「千歳アウトレットモール レラ」です。

千歳アウトレットモール レラは、新千歳空港に隣接した場所に立地するアウトレットモールで、他の二つが屋内型なのに対してオープン型のアウトレットモールです。
天候を気にしなくて良いという意味では屋内型の方がメリットがありますが(特に悪天候時や冬のことを考えると)、オープン型の方が解放感があります。まあ、このあたりは好みの話で、そうした形態よりも自分向きのショップがどれだけあるかの方が重要で、その点では僕はレラを利用することが多いです。

今日はこのレラでしか買えないものがあり、わざわざ出かけてきました。
前回の記事では新千歳空港まで行き、トホホな状況で引き返してきたことを書きましたが、そのときの出来事がまだ覚めやらないためか、新千歳空港のすぐ近くに今いることがなんだか不思議な気分。本当だったら今頃まだシンガポールにいたわけですから。

さて目的のものはとりあえず買いましたが、せっかくだからと端から順番にショップを見て歩いている内に、いくつかの手提げ袋を手にしてしまっていました。ちょうど冬物のバーゲンの時期ですので、衣類など、ついつい手が伸びてしまったのです。
往復の交通費を考えると安く買えたのか却って高くついたのか、よくわからん状態なんですが。
まあこれもまた、トホホ気分の転換ではあります。