滝川・菜の花畑の道2010年06月12日


滝川の駅構内から

たまたま見ていたフジテレビの朝のワイドショー「とくダネ!」で、北海道滝川市の「菜の花祭り」の様子が放映されていました。
実はそれまで同じ北海道で暮らしていながら、この滝川が菜の花畑で有名な町ということを知りませんでした。
味付ジンギスカンで有名な「松尾ジンギスカン」の本店があり、僕の中では滝川といえば、ジンギスカンの町というイメージ。こりゃ勉強不足ですねぇ・・・。
という訳で、「菜の花祭りを見に行こう!」と滝川へ向かいました。

札幌から滝川までは、JRの普通列車で。このブログでも何度か記事にしている「一日散歩きっぷ」の利用です。
以前より若干値上げされましたがまだまだお得感のある切符で、通常なら3,200円掛かる運賃が、2,200円で済みますので利用しない手はありません。もっとも時間に余裕がある人向けの切符ですが。

さて滝川駅到着。
一応、菜の花祭りの公式?ホームページで、観光地図をダウンロードしてきましたが、この地図、ほとんど役に立ちません。
観光地図だから縮尺がいい加減なのはともかくも(僕は一応専攻が地理だったくらいで、本当は縮尺も気になりますが)、情報があまりにも不足しています。完全に「車で来る人のため」の地図で、交通の案内などは皆無。
同じ列車できた中高年の方たちも困った様子でしたが、観光案内所で情報収集したようです。

菜の花畑が見えた

僕はといえば、いつものごとく、あてずっぽうに駅前から歩き始めます。滝川の町を歩くのは初めてなので、どんな町なのか歩いてみようかと・・・でも、これが大誤算。この観光地図ではかなりの距離を省略しているようで、市街地を抜け、郊外の住宅街を抜けても、まったく菜の花畑らしき風景は見えてきません。歩けども歩けども、なんとなく殺風景な感じのする風景が続くだけ。
メインの見どころの丸加高原は歩いて行ける距離ではないことは承知していましたが、僕はむしろ普通の風景の中に広がる菜の花畑がみたいと思っていたので、だから駅から歩いていけるだろうと安易に考えてしまったのです。これは僕の調査不足でした。
おまけに役に立たないと言いながらも唯一の情報源だった観光地図も、ポケットから出し入れしているうちに、どこかで落としてしまったようです・・・・トホホホ。どこまで歩けば何があるのかも、本当にわからなくなってしまいました。

「最初に菜の花畑が見えるところまでをゴールにしよう」。
そう励まし励まし、歩くことおよそ1時間半。ようやく遠くに黄色の広がりが見えてきました。でも見えてからも、なかなか近づきません。
初夏の日差しが今日は厳しく、すでに汗だく状態です。デイパックのポケットに差し込んだミネラルウォーターもぬるま湯に変わっています。
帰りに温泉に寄るつもりで着替えを持って来たことだけが不幸中の幸いでしょうか・・・。

とりあえず菜の花でいっぱい

という訳で、とりあえず菜の花畑を見ることができたところで力尽きました。帰りは路線バスで滝川駅に戻ります。

待つこと10分、走り始めて15分くらいであっという間に滝川駅へ戻ってきました。
駅前の店でよく冷えた生ビールと名物のジンギスカンを食べたら、なんだか疲れがドッと出て、途中下車して温泉に立ち寄る気分ではなくなってしまいました。結局はまっすぐ札幌へ戻ることに・・・。
まさにこのブログのタイトル通りの、行き当たりばったり旅になってしまった1日でした。

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