【映画】告白2010年06月20日

またまた映画の話。

この映画、昨年本屋大賞を受賞した湊かなえさんの同名小説が原作。
この原作本、読みたいと思いつつも実はまだ読んでいません。読んではいませんが、この本屋大賞を受賞する本にはいわゆる「はずれ」がほとんどありません。本好きの書店員が心底「こりゃ面白い!ぜひお客に読んでほしい!」と思う本が選ばれるのだから当然といえば当然かも。権威ある文学賞はたくさんありますが、「面白さ」という意味では一番信頼性が高いかもしれません。

おっと、映画の話でした。
で、そんなわけでこの映画がどの程度原作に沿っているのかは解りませんが、映画も話題性が高く、気になっていた映画でした。

さて簡単な感想を。
一言で言えば、インパクトのある映画です。かなりショッキングで心理の奥底で恐怖感を感じる映画ともいえるかも知れません。静かなトーンでストーリーが進むだけに、余計にその印象を強く感じます。
でもそれだけに映画だからこそ描ける映像であり、ストーリーという気がしました。
ただ正直言えば後味はかなり悪い(エンディングの出来が悪いという意味ではなく)ので、少々見終わった後に尾を引く感じ。
このあたり、賛否が分かれる感じかも・・・・そんな感じがしています。

こりゃ、やっぱり原作を読んでみる必要ありそうです。