今日もまた、行き当たりばったり

首都圏で金環日食が観測できるということで、数日前からテレビは大騒ぎ。特番体制で放映され、地方の系列局にもそのまま流されていました。
確かに観測地域を変えればチャンスはありますが、同じ地域で二度目の観測は生きている間には不可能。"一期一会"の出会いと考えれば、その盛り上がり方もうなずけます。
ただ札幌は残念ながら部分日食（カーチュシャのような日食）しか観測できないためか、そのテレビの大騒ぎの様子ほどは盛り上がらず、いつもと変わらぬ一日が始まりました。職場でも話題になることはなく、帰りに立ち寄った居酒屋でも最後まで話題になりませんでした。
なんだか北海道は盛り上がりの蚊帳の外に置かれたような気分がして、ちょっと寂しかったりも･･･。

「もう、生きている間に金環日食を見られるチャンスはないのかなぁ･･･」
そう思って調べてみたら、なんと18年後の2030年6月1日16時54分頃から4分間ほど、今度は北海道でも金環日食が観測できるのだそうです。札幌はちょっぴり中心線から外れますが、それでもバッチリ観測できるとのこと。
こりゃ今から楽しみだ･･･って、でも18年後って僕はいったいいくつだ？
札幌に住んでいない可能性も大いにありそうだし、そうなるとわざわざ日食観測のために札幌へ行くことなんてないかもなぁ･･･。そもそも元気で過ごしているのか？、18年後？？

まあ今はとりあえず、そんな未来のことは深く考えず、「一期一会の出会い」にワクワクする気持ちを、いつまでも持ち続けていたいと、考えておくことにします。