桜も梅もご一緒に2012年05月06日

札幌は今、桜が満開。
ソメイヨシノよりもオオヤマザクラ(エゾヤマザクラ)が多く、その花の色はやや濃いためか、より華やかな印象を感じます。
帰省中に開花が宣言され、「じゃあ札幌に戻った頃が一番の見頃かな?」と思っていましたが、一気に花開いた感じのようで、場所によっては既に終わりかけの木々もチラホラ。
天気は今一つ冴えませんが、せっかくですから近所の円山公園へ花見に出かけることにしました。

円山公園は大賑わい

円山公園では桜の木の下、ジンギスカンを楽しむグループであふれかえっています。
春の風物詩のような光景ですが、ほとんどの木々は花を散らしてしまっていて、「こりゃジンギスカンの煙の影響なんじゃないの?」と思ってしまうほどの賑やかさ。確かに歩いていても、煙にむせかえるような感じです。
この公園でのジンギスカン・・・この時期だけ特例で火器使用が認められているのですが、全国的にも珍しいかも知れませんね。特例で認められているくらいですから、春の風物詩ってのはなるほど間違いないかも。

満開の桜

せっかく桜を見に来たのですから、そんな賑わいの中はすぐに通り抜け、一段上がったところにある北海道神宮内の桜を見ることにします。
ここの桜は北海道でも1,2を争う桜の名所。こちらも人は多いのですが、みんなカメラ片手に花を楽しむ場所ですので、落ち着いて花見をすることができます。

桜の木々だけでなく、この時期は梅も同時に開花しています。
以前も記事にした記憶がありますが、札幌は梅と桜がほぼ同時に開花するのです。
関東以西だと梅と桜は明確に開花時期が違い、梅で"早春"を感じ、桜で"盛春"を感じることができて、2回楽しめる感じなんですけどね。
もっともこうして梅と桜を同時に楽しめるということも、また一気に「はるがきたぁ~」感が濃厚になって良いかも?とも思います。
同時に咲くと、やや梅の方に分が悪い感じで、テレビのニュースでも桜の開花については盛んに流されるのですが、梅の方は付け加え感が漂う感じがします。
梅の花もそのシンプルさが十分に魅力的なんですけどねぇ・・・。


桜も梅も

桜も梅も(2)

昨日「北海道はまだ茶色い季節」と書きましたが、一気に花開く春が、札幌にも訪れています。