ライラックとスズランと2012年05月23日


大通公園のライラック

"札幌の木"ライラックの開花に合わせて開催される、さっぽろライラック祭りが今日から始まっています。そう言えば、"札幌の花"スズランも清楚な花を今咲かせています。

相変わらずの徒歩通勤を続けていますが、日によって歩くコースは違います。
コースと言っても、いくつかのコースが特に決めて歩いているわけではなく、できるだけ信号待ちをしたくないため青信号の方角に合わせてまっすぐ進んだり、曲がったりするため、結果的に日によって少しずつ違うコースになるのです。
そこはさすがは道路が碁盤の目の札幌ですから、どこをどう歩いても時間的にも距離的にもほとんど差は出ません(実際、歩数計の距離と歩数を見ても毎日ほぼ同じ)。

そんなわけで日によって違うところを歩いているわけですが、やはり気持ちが良いのは、緑の中を歩くこと。新緑の今の時期は特にそう感じます。
今日は大通公園を抜けて、赤レンガの道庁庁舎の横を歩く感じのルートでした。
大通公園は言うまでもなく緑と花にあふれていますし、赤レンガ道庁庁舎も緑の濃い場所です。
大通公園はライラックの花が満開。薄紫の花がきれいで香りも強いこのライラックですが、一つ一つの花弁は小さく可憐な印象ですが、間近で見るとそれらがまとまって、なんだかゴテッとした印象を感じます。
この時期には、札幌市の木をライラックと争って敗退したニセアカシアの木も花を付けますが、こちらは白い花。蝶のような形をした花で、僕はこちらの方が好きかも。

大通公園を抜けて、赤レンガ道庁庁舎の横を歩くと、そこには緑が目立つ花壇があり、スズランが植えられています。
花の背丈は小さく、花も小さいので、屈んでカメラーのシャッターを押します。
別名「君影草」という名前の通り、美しい花です。
もっとも"美しいものには毒がある"の喩の通り、このスズランも実は毒草。
北海道の山菜として有名な行者ニンニク(アイヌネギ)の葉とスズランの葉は似ているせいか、スズランを誤食して毎年のように中毒者を出しているようですので、注意が必要です。まあ花が咲いている状態で間違える人は、さすがにいないかも知れませんが・・・。

赤レンガ道庁脇の花壇のスズラン


まだまだ朝晩がちょっぴり涼しい(と言うより、寒い)札幌ですが、それでも様々な花が開花し始めています。一年で一番気候の良い季節が始まりつつあるようです。



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