もう一度夏山納めの円山2010年11月27日

先週に続いて今日もまた、山歩きに出掛けました。
もう一度「夏山納め」と言う感じです。
出掛けたのは、何度かこのブログの記事にしている円山です。
自宅からは本当に裏山と言う感じで歩ける山で、いつも春先には「今年は運動不足の解消に毎週歩こうか」と思うのですが、思うばかりでさっぱり実行できてはいませんが・・・。

旭山記念公園~藻岩山の稜線から円山を望む

先週歩いた藻岩山の下りは旭山記念公園へのルートを辿りましたが、稜線からはこの円山がチョコンと見えていました。
山をグルリと取り囲んで住宅街が広がっていますが、その割には原生林がそのまま残されている稀少な山です。

円山山頂からの展望

山頂までは30分ほど。
標高が藻岩山の半分以下(藻岩山は531m、円山は226m)で、山頂からの札幌の街の眺めはとても近くに見えます。
今日は先週以上に良い天気で空気も澄んでいるためか、遠くの風景までクッキリと見えます。

山頂から札幌駅方面を望遠で

下りはちょいと遠回りになりますが、円山動物園方面に降りることにしました。
日陰でしかも近くに沢があるため、道はぬかるみ状態でちょっぴり後悔。
この時期は長靴のほうが快適に歩けるかもしれません。

青空が嬉しくて思わずシャッターを

円山動物園のフェンス脇を抜け、歩いていると一方向へ向けてカメラを構えている集団が・・・・そばまで行ってみると理由が解りました。どんぐりらしき木の実を一心不乱にあさっているエゾリスです。エゾリスは比較的大型なので、シマリスなど他のリスと比べてもすぐに見分けがつきます。
エゾリスは冬眠はしないらしいですが、それでも餌が雪に埋もれてしまう季節。今のうちに腹いっぱい餌を食べておこうと思ったのでしょうか。

たぶんカツラの木。相当な大木で、途中から倒れてしまっていることが残念。

「僕も・・・」と思って、カメラを取り出したときには、残念ながらエゾリスはすぐに走り去ってしまいました。