SAPICAを買ってみた ― 2009年01月30日

今日からいよいよ、札幌市営地下鉄でもIC乗車券の発売・運用が始まった。
以前(2008年8月6日)にも、このIC乗車券についてこのブログに書いたことがある。その時にはまだ決定されていなかった「プレミアがどうなるのか」「バスの乗り継ぎ割引はどうなるのか」だが、ウイズユーカードのプレミア(10%~15%)に関しては、この新しいIC乗車券"SAPICA"にも引き継がれることにはなったのだが、一律10%になってしまった。ウイズユーカードだと5000円までは10%、10000円のカードだと15%だったので、これはやや損をした気分。
「プレミアがあるだけでもお得じゃない?」と思われるかも知れない。確かにJR系のIC乗車券や首都圏私鉄のPASMOなどにはプレミアがない。
だが初乗りが高く(200円)、それほどの距離でもないのにすぐに区間を超えて料金が上がる札幌の地下鉄の場合、元々が全国的にも見ても割高感を感じる公共交通機関だと僕は感じている。だからこのプレミアや割引のシステムがあって、初めて適正料金と思っていたので、やはり損をした気分がしてしまうのだ。
もう一つのバスの乗り継ぎ割引だが、これもまた「バス側の対応ができていないので当面見合わせ」ということになった。これは将来的には対応される可能性があるようだが、現時点ではバスを併用している人には料金上はデメリットしかないことになる。
そんなわけで、普及率がどの程度になるのか、これはしばらく様子を見ないとわからないところかも知れない(ちなみに10月末に始まったJRのkitacaは大人気で、カードの在庫不足から定期型以外は先日まで発売を休止していたようだ。JRの場合、料金的なデメリットがないからかも知れない。僕はsuicaとの相互利用ができるようになるまでkitaca購入の予定はないが)。
でも散々文句を並べていながら、実は発売初日の今日、僕はさっそくこのSAPICAを購入してしまったのですねぇ(笑)
予想通り、券売機でSAPICAを買い求める人はほとんど見掛けず、定期券発売窓口がいつもより多少混雑しているかな?というくらいだった。
ではなんで買ったのか?だけど、料金的なメリットは確かにないかも知れないが、個人的には他のメリットがあると思っているからだ。
例えば定期入れから取り出さずに済ませられるメリットは大きい。特に冬場は手袋をはめている(ちなみに北海道弁では"手袋をはく"と言う)ので、カードを取り出すためには一々手袋を脱がなくてはいけなかったので、その恩恵を感じる。
もう一つはオートチャージ。オートチャージができるタイプのカードにして手続きを済ませておけば、残額を気にしなくてもよいようになる。今までウイズユーカードで残金が数十円ずつ中途半端に残ってしまい、それを使用しようにも一度に使えるカードが2枚までのため、結局中途半端なまま残ってしまっていたイライラ感が解消される。それにウイズユーカードの場合、裏側の印字エリアが満杯になると「こらぁ、新しいカードに変えんかい!」と改札口で怒られて初めて気が付き、すごすごと券売機のところまで戻ることが僕の場合は多かったので、余計に大きな恩恵に思えるのかも知れない。
ところで、このSAPICAという名称。最初は「"SA"は札幌、"CA"はカード、じゃあ"PI"はなんだろう?」と考えた。知ってみればなんのことはない、「サッ(SA)と取り出して、ピッ(PI)と利用できる、サッポロ(SAP)のアイシー(IC)カード(CA)」の意味だそうで。
ダジャレみたいなものだが(後半の意味だけで十分じゃんって気がしないでもない)、他地域のカードも同じようなノリ?で名称が付けられていたりするので、これはまあいいだろう。
僕としてはこのカードのデザインが、正直なところあまり気にいっていない(デザインされた方や選考された方たちには申し訳ないけど、個人的な感想と言うことでご勘弁を)。
suicaのペンギンやkitacaのエゾモモンガのようなキャラクタとか、札幌がイメージできるものを図案化(ベタだけど、雪の結晶とかね)したものの方が、使ってゆくうちに愛着が感じられるようになるんじゃないかな?ってな気がするのだけど。
将来デザイン変更がある場合には、ご一考を(って、関係者なんて見てないか)。
以前(2008年8月6日)にも、このIC乗車券についてこのブログに書いたことがある。その時にはまだ決定されていなかった「プレミアがどうなるのか」「バスの乗り継ぎ割引はどうなるのか」だが、ウイズユーカードのプレミア(10%~15%)に関しては、この新しいIC乗車券"SAPICA"にも引き継がれることにはなったのだが、一律10%になってしまった。ウイズユーカードだと5000円までは10%、10000円のカードだと15%だったので、これはやや損をした気分。
「プレミアがあるだけでもお得じゃない?」と思われるかも知れない。確かにJR系のIC乗車券や首都圏私鉄のPASMOなどにはプレミアがない。
だが初乗りが高く(200円)、それほどの距離でもないのにすぐに区間を超えて料金が上がる札幌の地下鉄の場合、元々が全国的にも見ても割高感を感じる公共交通機関だと僕は感じている。だからこのプレミアや割引のシステムがあって、初めて適正料金と思っていたので、やはり損をした気分がしてしまうのだ。
もう一つのバスの乗り継ぎ割引だが、これもまた「バス側の対応ができていないので当面見合わせ」ということになった。これは将来的には対応される可能性があるようだが、現時点ではバスを併用している人には料金上はデメリットしかないことになる。
そんなわけで、普及率がどの程度になるのか、これはしばらく様子を見ないとわからないところかも知れない(ちなみに10月末に始まったJRのkitacaは大人気で、カードの在庫不足から定期型以外は先日まで発売を休止していたようだ。JRの場合、料金的なデメリットがないからかも知れない。僕はsuicaとの相互利用ができるようになるまでkitaca購入の予定はないが)。
でも散々文句を並べていながら、実は発売初日の今日、僕はさっそくこのSAPICAを購入してしまったのですねぇ(笑)
予想通り、券売機でSAPICAを買い求める人はほとんど見掛けず、定期券発売窓口がいつもより多少混雑しているかな?というくらいだった。
ではなんで買ったのか?だけど、料金的なメリットは確かにないかも知れないが、個人的には他のメリットがあると思っているからだ。
例えば定期入れから取り出さずに済ませられるメリットは大きい。特に冬場は手袋をはめている(ちなみに北海道弁では"手袋をはく"と言う)ので、カードを取り出すためには一々手袋を脱がなくてはいけなかったので、その恩恵を感じる。
もう一つはオートチャージ。オートチャージができるタイプのカードにして手続きを済ませておけば、残額を気にしなくてもよいようになる。今までウイズユーカードで残金が数十円ずつ中途半端に残ってしまい、それを使用しようにも一度に使えるカードが2枚までのため、結局中途半端なまま残ってしまっていたイライラ感が解消される。それにウイズユーカードの場合、裏側の印字エリアが満杯になると「こらぁ、新しいカードに変えんかい!」と改札口で怒られて初めて気が付き、すごすごと券売機のところまで戻ることが僕の場合は多かったので、余計に大きな恩恵に思えるのかも知れない。
ところで、このSAPICAという名称。最初は「"SA"は札幌、"CA"はカード、じゃあ"PI"はなんだろう?」と考えた。知ってみればなんのことはない、「サッ(SA)と取り出して、ピッ(PI)と利用できる、サッポロ(SAP)のアイシー(IC)カード(CA)」の意味だそうで。
ダジャレみたいなものだが(後半の意味だけで十分じゃんって気がしないでもない)、他地域のカードも同じようなノリ?で名称が付けられていたりするので、これはまあいいだろう。
僕としてはこのカードのデザインが、正直なところあまり気にいっていない(デザインされた方や選考された方たちには申し訳ないけど、個人的な感想と言うことでご勘弁を)。
suicaのペンギンやkitacaのエゾモモンガのようなキャラクタとか、札幌がイメージできるものを図案化(ベタだけど、雪の結晶とかね)したものの方が、使ってゆくうちに愛着が感じられるようになるんじゃないかな?ってな気がするのだけど。
将来デザイン変更がある場合には、ご一考を(って、関係者なんて見てないか)。
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