ウイングベイ小樽2008年08月19日

小樽ウイングベイのシンボル 観覧車
最近は「1マイル族」なんてのが20代に増えているようだ。
これは「家から半径1.6km圏内でほとんどの生活時間を過ごす若者たち」を指す呼び名らしい。
まあいつの時代にも、上の年代からは若い人間は理解できない人種に思われるもののようだ。で、何かしらの形容詞で括って呼ぶことで、もしかしたら多少の安心感を得ようとするものなのかも知れない。ちなみに僕の世代は「新人類」と呼ばれた世代だ。自分じゃ「どこが新人類なの?」と思うのだが・・・。
ただじゃあ、「1マイル族を理解できるか?」と訊かれたら、僕にはまったく理解できないと答えるだろう。貧乏性だから、暇な時間がタップリとあるのに家でじっとして過ごすなんてことは僕にはできないし、家の外には僕の知らない、いろんなことが待っているような気がしてしまうのだ(多分に錯覚なんだけどね)。

と言うわけで、たとえ用と呼べるような用事がなくても、休日になるとじっとして居られずに町へ出て、ウロウロ、フラフラとしてしまう。
で、ここからが本題(今回の前置きは長かった)。
今日もまたフラフラと町へ出てきたのだが、なじみの店へ呑みに行くにはちょいとばかり時間が早い。そこでふと「小樽築港のアウトレットモールへでも行こうか」と思い立った。

札幌周辺で比較的大きなアウトレットモールと言えば、新千歳空港の隣、南千歳駅に隣接する「レラ」というアウトレットモール。
ただこちらは何度も行ったことがある。
一方小樽築港のアウトレットモール「ウイングベイ小樽」は、札幌へ移り住む前に訪れた一度きり。こちらは建物内に収まっていることもあり、レラと比較するとこじんまりとした印象だが、それならば久しぶりに列車の車窓から海を眺めながら小樽へ行こうと考えたのだ。
このウイングベイ小樽、新聞報道などを見ると、どうも客足が伸び悩んでいるらしいのだが(いろんな理由があるらしいけど長くなるのとよく知らないので省略)、僕が興味のあるアウトドアブランドでアウトレットでは「北海道ではここだけの出店」のような店もある。

と言うわけで、札幌駅から小樽行きの快速で25分。
途中町が途切れてしまうし、海しか見えない風景がしばらく続くので、なんだかすごく遠いような錯覚を抱いてしまうが、考えてみたら札幌のお隣なんだよなぁ。
と言うわけで、シンボルの観覧車を横目にウイングベイ小樽の中へ・・・1時間後、スニーカーの入った袋を手にぶら下げていたのでありました。
往復の電車賃と時間を考えたら、せっかくアウトレットへ行ったメリットが無いような気がしないでもないけど、いつもとは違う時間が過ごせたことで十分かな?