次に住む場所2008年08月16日

最近引っ越しを考え始めている。

今のところへ住み始めてから4年。つまりは札幌へ来てからは、まだ一度も住処を変えていない。今まで特に大きな不満もなく、いやむしろかなり満足していたからだ。
一番気に入っていたのは日当たりの良さとベランダからの眺め。高層マンションの上階に住んでいるわけではないのだが、地形の関係で見晴らしが抜群に良いのだ。入居前に部屋を見せてもらってたときに、このベランダからの眺めを見て即決したぐらいだ。
(本当は、そのときは住処を探す目的で2泊3日の予定で札幌へ来ていて、帰りの飛行機の時間が迫っていたという理由が大きいのだけれど)。
で、住んでみたら静かな住宅街でありながら歩いて行ける範囲に何軒ものスーパーがあり、生活環境としても申し分がなかった。
じゃあ、なぜ引っ越しを考え始めたのか。
一言で言えば「変化が欲しいから」・・・なんだろうなぁ、やっぱり。

物には「一生物」と呼ばれるような物があり、使えば使うほど飽きるどころか愛着が増してゆくような物もある。
たぶん家の場合でも同じだろう。長年住み慣れた家を離れたくないという話はよく聞く話だし、その家が建つ町も含めて、住めば住むほど愛着を感じて行くというのは良く分かる。
ただ一方では、「人って変化が必要なんだよね」という思いもある。同じ物がそこにあり続けることは安心と余裕を与えてくれるけれど、一方ではマンネリを感じるもので、不安定で多少の緊張感があったとしても、時としてある種の刺激が欲しくなることもある。
僕の場合は暮らして4年なので、「愛着を感じて離れがたい」というほどの長期間、今の場所で暮らしていたわけではないのだが、それでも満足している環境を変えることにはどこか躊躇する部分もある。
だが今は、それ以上に変化を求める気持ちの方が強くなっているような気がしている。

そんなわけで最近暇を見て少しずつ、「次に住む場所」を探し始めたところなのでありました(本稿、たぶん"続く"・・・かな?)。