ガラケーの話ですが・・・2013年02月09日


docomo N-01E Black


ケータイを機種変更しました。スマホではなく、いわゆるガラケーです。
今まで使っていたのは、2008年の夏に買った「P906i」という機種です(2008年8月に、このブログの記事にしています
このケータイをかなり気に入っていたことと、「やっぱり次はスマホかなぁ」という逡巡もあって、結局4年半も使ってきました。
ちなみにその逡巡ってのも、以前記事にしています(なんちゃってスマホ)。「なんちゃってスマホ」と僕が呼んでいるのはdocomoの回線を使ったMVNOのSIMを差して使っているため音声通話ができない、データ通信専用のスマホだったからです。
半年ほどこのスマホを使ってみたのですが、結局は日常生活ではほとんど使用せずにいて、そのくせ今度は機能的にはかなりの部分が被る「Nexus7」という7インチタブレットを購入してしまったので、ますます出番がなくなってしまいました。データ専用端末としてなら「大は小を兼ねる」ですし、しかもOSもスペックも最新の機種ですからサクサク動きますし・・・(長くなりそうなので、Nexus7の話はまた今度にしましょう)。
そんなわけで、結局「なんちゃってスマホ」はまだ高く売れる内にと昨年暮れに売り払ってしまいました。

僕の場合、通話とメールとおサイフケータイの利用頻度が高いのですが(と言うか、ほぼそれですべて)、それだけならスマホよりもガラケーの方が、格段に使い勝手が良いというのが僕の持論。しかも毎月のコストははるかに安く済みます。
そんなわけで、かなり外装がボロボロになってきたP906iだったのですが、場合によっては外装を交換して、もうしばらくはこのまま使い続けようと思っていたのです。
ところが、そう考えていた矢先に液晶漏れの不具合が・・・こうなると液晶が完全にダメになる前になんとかしなくてはなりません。修理に出すか、機種交換するか・・・。

さて長い前置きの末、ここから本題。

そんな経緯の末、やむを得ず、ちょっと後ろ向きな気分で機種交換したのが、N-01Eという、docomoのガラケーでは昨年11月に発売された新製品です。
確かに最新機種だから色々と機能の進化はあるわけですが退化している部分もあり、基本機能はお気に入りだったP906iと大差ない感じです。しかも、実は昨年9月に「らくらくホン」を2台機種変更していたのですが、そのとき一緒に機種変更していれば、キャンペーンやら所有していたクーポンやらで今買うより1万円~1万5000円くらい安く機種変更できたのですから、余計にガッカリしてしまいます(もちろんそのときは、まだN-01Eは発売されていませんでしたから別の機種に変更するわけですが)。

と、ここまで「あ~だ」、「こ~だ」と言っていながらなんなのですが、いざ新しいケータイを手にして見るとやっぱりいいんですよね、新しいモノってのは(笑)。

今回は「黒」を選択。黒と言っても微妙に紫がかった黒です。結構この色が好きです。
薄いし・・・やっぱり薄いのはいいですねぇ。薄いのに、電池の持ちはかなり良いようです。
防水・防塵ってのもイイ!・・・まっ、今のケータイでは当たり前なんでしょうけど。アウトドアで使う際に、神経質にならなくて済みそうです。
「指紋でICのロック・ロック解除ができる」という点で、F-01Eというほぼ同時に発売された機種も気になって、かなり迷っていたのですが、巷の評判をネットで拾って検討した結果、最終的にN-01Eに決めた次第。
僕にとっては、今は停波してしまったMova以来のNEC(+カシオ)製です。Mova時代はずっとNシリーズを使っていましたので、もうかれこれ10年ぶりの再会ってな感じです。

と言うわけでもうしばらくは、この新しいガラケーで過ごしていこうと思っています。


ピパの湯ゆ~りん館(美唄市)2013年02月10日


VIVA(ピパ)の湯ゆ~りん館

札幌から旭川方面へ、各駅停車の列車でおよそ1時間半(途中の岩見沢駅で列車の乗り換え)のところに美唄市という町があります。美唄と書いて「びばい」。美しい唄だなんて、良い名前です。
今回はこの美唄のピパの湯・ゆ~りん館という温泉の話。
この「ゆ~りん館」ですが、以前から名前は知っていましたがなかなか訪れる機会がありませんでした。今回も特に深い理由はなく、どこか温泉へ行こうと思い立ち、「明日も休みだし、せっかくだからちょっとだけ遠出をしようか」と考え思いつきました。
札幌近郊の温泉は大体行き尽くしてしまったので、初めてのところならば良い気分転換になりそうだな・・・という感じです。

札幌から岩見沢までは快速いしかりライナー。ここで15分ほど待ち合わせて、滝川行きの列車に乗り換えます。岩見沢から美唄までは15分ほど。美唄からは「市民バス」という名前のコミュニティバスに乗り換えて、ゆ~りん館へ。
自宅を出てからここまで、なんだかんだで3時間ですから、これだけでもかなり遠くへ来た気分。
市民バスは最短ルートで一直線に、ポイントなる施設に向かったりはしません。行ったり来たりクネクネと市内を走り回ります。なじみがそれほどない町だけに、旅気分も感じられ、これはこれでなかなか楽しめます。
札幌も今年は雪が多いですが、こちらもそれに輪を掛けて雪が多いようです。平屋建ての団地などは屋根から落ちた雪が屋根と同じくらいの高さまで積み上がっています。
さて30分弱で、ゆ~りん館に到着。かなり以前のことですが雪のない季節にこの近くから駅まで歩いたことがありますが、その時のおぼろげな記憶では、歩いても30分くらいだったような・・・。もっとも今の季節は雪の中を歩かなくて良いだけでも、こうしたバスは有り難い存在です。

ゆ~りん館は、宿泊施設も備えた立派な施設で、ロビーも外光を広く取りれて明るい印象でした。温泉設備等の細かい説明はHP等を検索してもらった方が、より的確で解りやすいと思うので省略しますが、一つだけ。
ここのウリは「青の洞窟温泉」と言う名前の露天風呂。あのイタリアのカプリ島の「青の洞窟」をイメージして作られた露天風呂で、夜には「青い光」でライトアップされて、なかなか楽しめる演出のようです。ゆ~りん館は小高い場所に建っていますので、明かりの量はやや寂しいかも知れませんが、美唄の夜景も楽しめそうです。今回は昼でしたので、ライトアップされた青の洞窟温泉は次回にお預けでしたが。
もう一つ屋根がない露天風呂もありましたが、幸い雪も降っていなかったので、僕はそちらの湯にゆっくりとつかって過ごしていました。

ゆ~りん館の駐車場から

美唄は最近少しずつ知られるようになってきた、「美唄やきとり」の発祥の地。普通の焼き鳥と何が違うかと言うと、鶏のいくつもの部位(鳥モツ)が1本の串になっている点が特徴。タレでもいいですが、個人的には塩がお奨め。
で、美唄駅に戻ったら「この"美唄やきとり"で一杯やってから帰ろうか」と思っていたのですが、想定していたよりも随分早く美唄駅に戻ってきてしまいました。
飲み始めるにはなんだか中途半端な時間です。まあ札幌市内にも美唄やきとりを食べさせてくれる店は何軒もありますので、「絶対ここで食べたい!」と言うほどの思い入れもありません。と言うわけで、今回はまっすぐ帰ることに・・・。

なんだか滞在時間よりも往復の時間の方が遥かに長い温泉行となってしまいましたが、これもまたよし。十分楽しめた日帰り温泉旅でした。

<おまけの1枚>
札幌~美唄の途中、岩見沢駅のホームでの1枚。
僕も一度だけ観戦に行ったことがありますが、かつては岩見沢競馬場でもばんえい競馬が開催されていました。残念ながら、今は帯広開催のみになってしまいましたが、そんなばんえい競馬のモニュメントが、駅のホームに残されています。

岩見沢駅 ばんえい競馬のモニュメント



プロジェクションマッピング2013年02月11日


ちびまる子ちゃんの大雪像

今日は、先週火曜日から1週間ほどに渡って開催されてきた「さっぽろ雪まつり」の最終日です。三連休の前日までは大荒れの天候の日もありましたが、連休に入ってからは比較的天候も落ち着いていたように思えます。
毎年様々な見どころがありますが、個人的に今回のイチオシは、最近何かと話題の「プロジェクションマッピング」かな?と思っています。

このプロジェクションマッピングですが、名前の通りプロジェクーからの映像を造形物の造形に合わせて(マッピングして)映し出すもので、昨年東京駅がリニューアルンした際にニュースで話題になったアレです。あれを見て「プロジェクションマッピングなるものを初めて知った」と言う人も多いのでは? かくいう僕もまたその一人です。
さて東京駅のときは、あまりに観客が増えすぎて途中で中止してしまったと思いますが、今回の雪まつりでも同じ状況に・・・。
「観客が増えすぎて危険である」と言うことで中止となってしまいました。連休中に見に行くことを楽しみにしていた人も多かったことでしょうから、残念なことです。

まあ、あれだけテレビなどでも取り上げられれば、人が押し寄せる結果となることは事前に想定できると思います。
ですから、「最初からもう少し広いところでやれば良いのに」とか、「いっそのこと、つどーむ会場(大通とは別の第二会場)に大雪像を作って、そちらでやればいいのに」など、色々な意見も出ていたようですが、せっかくの取り組みですから今回の反省を来年に生かして、ぜひ来年も続けて欲しい思います。新鮮で、テーマ性があって、子供だけでなく大人も楽しめる、そんな試みだと思いますので。

と言いますのは・・・実は僕、雪まつり初日に、前から数列目くらいのところでしっかり見たんですね。初めて見て、素直に「素晴らしいなぁ」と思いました。
東京駅の時もちょうど帰省していたときだったので、「見たいなぁ」と思っていたのがすぐに中止になってしまい「残念!」と思っていましたので、今回その念願がかなったというわけ。
で、初日のその時は、ちょうどカバンに入っていたデジカメで動画撮影をしながらの鑑賞だったのですが、やっぱり撮影しながらだと映像に集中できないところもあって、もう一度じっくりと見てみたいと思っていたのです。

雪像でプロジェクションマッピングと言うのは初の試みなのだそうです。
なんでも雪像は、降雪や気温等で毎日少しずつ形が変わってしまうので、そのズレを補正することが大変なのだそうです。
そんな手間暇かかるプロジェクションマッピングですが、まさに技術と芸術の融合とも言えるかも知れませんね。
実は札幌市はプロジェクションマッピング好き?な市なのか、昨年夏にも札幌中心部を流れる創成川で、行っていたようです(そのニュースも見知っているはずなんですが、まったく印象に記憶に残っていませんでした)。
今後も、様々な場所で様々なテーマのプロジェクションマッピングを見てみたいものです。


自分が撮影した映像をyoutubeにでもアップしようかと思いましたが、公式の映像がすでに上がっていますので、興味をお持ちの方は下のリンク先をどうぞ。
  
    第64回さっぽろ雪まつり プロジェクションマッピングの動画はこちら