季節が一気に入れ替わり ― 2011年10月03日
週末は雨続き。一気に季節が秋へと入れ替わりました。いやこの寒さは、秋と言うよりも初冬の寒さかも。
土曜日にいつも行く居酒屋のマスターから「今日利尻山に雪が降ったらしいよ」と聞かされて「今年は早いですねぇ」なんて会話を交わしていたのですが、利尻どころか札幌市内の手稲山でも、例年より2週間も早い初冠雪です。
旭川などでは市街地でも降雪があったようで、まさに一気に冬が近付いてきた感じがします。
テレビのニュースを見ていたら、東京の都心でダウンを着て歩いている人の姿が映っていました。いくらなんでも早すぎだろう・・・ってな気はしますが、気分的には解らないでもありません。
札幌も「寒い寒い」と言っても最高気温は10℃を超えています(東京は20℃を超えていましたが)。日中でも氷点下が当たり前の札幌の真冬を考えれば、まだまだ寒い部類には入らないはずなのです・・・。
結局実際の気温ではなく、急激な気温差が寒さを強く感じさせるのでしょう。ジワジワと寒くなるのではなく、ストンと10℃も下がると、かなり体に堪えます。
今朝は思わず、15分だけ暖房を入れてしまいました。
もう少し、せめて今月いっぱいくらいは秋を感じていたいのですが、さてさてどうなることか・・・。
土曜日にいつも行く居酒屋のマスターから「今日利尻山に雪が降ったらしいよ」と聞かされて「今年は早いですねぇ」なんて会話を交わしていたのですが、利尻どころか札幌市内の手稲山でも、例年より2週間も早い初冠雪です。
旭川などでは市街地でも降雪があったようで、まさに一気に冬が近付いてきた感じがします。
テレビのニュースを見ていたら、東京の都心でダウンを着て歩いている人の姿が映っていました。いくらなんでも早すぎだろう・・・ってな気はしますが、気分的には解らないでもありません。
札幌も「寒い寒い」と言っても最高気温は10℃を超えています(東京は20℃を超えていましたが)。日中でも氷点下が当たり前の札幌の真冬を考えれば、まだまだ寒い部類には入らないはずなのです・・・。
結局実際の気温ではなく、急激な気温差が寒さを強く感じさせるのでしょう。ジワジワと寒くなるのではなく、ストンと10℃も下がると、かなり体に堪えます。
今朝は思わず、15分だけ暖房を入れてしまいました。
もう少し、せめて今月いっぱいくらいは秋を感じていたいのですが、さてさてどうなることか・・・。
クマが出た! ― 2011年10月07日

昨日から今日に掛けてのローカルニュースで、話題になっていたのがヒグマ出没のニュース。
最初はこのブログでも時々記事にしている藻岩山周辺の住宅街で目撃され、それから数時間後には北海道神宮のそばの住宅街で目撃されたようです。そう言えば、7月に藻岩山に登った時も、ヒグマの目撃情報があったとかで、監視員が歩いていましたっけ。
札幌市内でも郊外の一部地域では毎年ヒグマが出没しているようなところもありますが、山が隣接している地域とは言え、札幌の中心部からほど近いエリアにヒグマが出没するのはかなり珍しいことです。
幸い怪我人などは発生していないようですが、ヒグマに限らず野生動物との突然の接触は事故に繋がりかねません。
円山公園の一部地域は立ち入りが制限されているようです。
後になってから思いましたが、すぐ近くには動物園もありますので、そうした場所へ意図せずに進入してしまったりしなくて良かったなと思います。
ヒグマ目撃情報は昨日時点で6件ほどの通報があったようですが、そのうちの一つは、我が家から歩いても15分くらいのところです。
確かにこの界隈は原生林が残された山や森が隣接していますが、この山をグルリと取り囲んで住宅街が広がっていますから、そんな場所にまでヒグマが出没したということに驚きました。
ニュースでは今秋の北海道はヒグマの餌となるドングリが不足していることとヒグマの個体数が増えたことが原因で、餌を求めてこんな場所にまで降りてきたのかもしれないとのこと。
190万人もの人口を抱える札幌の中心部にほど近い場所に、こうしてヒグマが現れるくらいの自然が隣接しているということに、あらためて素晴らしさを感じると同時に、ヒグマたちが暮らしやすい自然環境が徐々に失われてきてるのかも・・・なんて、両極端のことを感じたニュースでした。
最初はこのブログでも時々記事にしている藻岩山周辺の住宅街で目撃され、それから数時間後には北海道神宮のそばの住宅街で目撃されたようです。そう言えば、7月に藻岩山に登った時も、ヒグマの目撃情報があったとかで、監視員が歩いていましたっけ。
札幌市内でも郊外の一部地域では毎年ヒグマが出没しているようなところもありますが、山が隣接している地域とは言え、札幌の中心部からほど近いエリアにヒグマが出没するのはかなり珍しいことです。
幸い怪我人などは発生していないようですが、ヒグマに限らず野生動物との突然の接触は事故に繋がりかねません。
円山公園の一部地域は立ち入りが制限されているようです。
後になってから思いましたが、すぐ近くには動物園もありますので、そうした場所へ意図せずに進入してしまったりしなくて良かったなと思います。
ヒグマ目撃情報は昨日時点で6件ほどの通報があったようですが、そのうちの一つは、我が家から歩いても15分くらいのところです。
確かにこの界隈は原生林が残された山や森が隣接していますが、この山をグルリと取り囲んで住宅街が広がっていますから、そんな場所にまでヒグマが出没したということに驚きました。
ニュースでは今秋の北海道はヒグマの餌となるドングリが不足していることとヒグマの個体数が増えたことが原因で、餌を求めてこんな場所にまで降りてきたのかもしれないとのこと。
190万人もの人口を抱える札幌の中心部にほど近い場所に、こうしてヒグマが現れるくらいの自然が隣接しているということに、あらためて素晴らしさを感じると同時に、ヒグマたちが暮らしやすい自然環境が徐々に失われてきてるのかも・・・なんて、両極端のことを感じたニュースでした。
室蘭本線とユンニの湯 ― 2011年10月09日
三連休の二日目。昨日、今日と晴天が続いています。
山にでも行きたいところですが、近場の山はクマ騒動で入山禁止。
それでは・・・と考え、思い至ったのが「今まで行ったことのない温泉へ行ってみよう」かということ。
札幌近郊の温泉は数多く行ってはいますが、それでもまだ訪れたことのない温泉がいくつもあります。その温泉施設に興味が持てないからという場合もありますが、「公共交通機関だけでは不便な場所」だからという単純な理由がほとんど。
ならば、少しだけ苦労して・・・いやむしろその分だけ旅気分を味わえる温泉へ行こうと考えました。
そう考えて思いついたのが、由仁町のユンニの湯。
この温泉、日帰り温泉施設の人気調査ではいつもトップ3に入る人気の施設で、札幌から車なら1時間くらいの場所にあります。でも、タクシーを除いた公共交通機関だけではなかなか行きにくい場所にあるのです。
路線バスで行くなら、僕の好きな温泉として時々紹介している"ながぬま温泉"がある長沼町のターミナルまで行き、そこで由仁町方面へのバスに乗り換えて行く方法があります。
ちょうどそのながぬま温泉の背後の丘陵地(マオイ丘陵)を挟んで反対側に位置しているのが由仁町でユンニの湯がある場所なのです。
ただこのバスにしてもユンニの湯は経由しませんので、由仁駅前などからタクシーを利用するか、歩いて向かうことになります。
数年前には期間限定で札幌からながぬま温泉を経てユンニの湯まで行く直行バスが運行されていましたが、残念なことに今は運行されていないようです。
でも今日は"旅モード"ですから、あえて鉄道を利用して、より時間の掛かる行き方を選択することにしました。
札幌駅から一日散歩きっぷ(道央圏の普通列車が一日乗り放題になる切符/\2,200)を買ってまずは岩見沢駅へ。岩見沢駅からは室蘭本線の列車に乗り換え由仁駅へ。由仁駅からは追分駅まで南下し、千歳線の南千歳駅を経由して札幌まで戻ると言うプランです。
実はこのプラン、北海道内の路線では唯一この岩見沢~追分間の室蘭線だけ未乗で、「これで全線完乗!」と勘違いしていたためのプランです。後になって気が付きましたが、根室本線の滝川~富良野間や宗谷本線の名寄~豊富間が、未だ未乗でした。
さて前置きが長くなりましたが、列車が由仁駅に到着したところから。
山にでも行きたいところですが、近場の山はクマ騒動で入山禁止。
それでは・・・と考え、思い至ったのが「今まで行ったことのない温泉へ行ってみよう」かということ。
札幌近郊の温泉は数多く行ってはいますが、それでもまだ訪れたことのない温泉がいくつもあります。その温泉施設に興味が持てないからという場合もありますが、「公共交通機関だけでは不便な場所」だからという単純な理由がほとんど。
ならば、少しだけ苦労して・・・いやむしろその分だけ旅気分を味わえる温泉へ行こうと考えました。
そう考えて思いついたのが、由仁町のユンニの湯。
この温泉、日帰り温泉施設の人気調査ではいつもトップ3に入る人気の施設で、札幌から車なら1時間くらいの場所にあります。でも、タクシーを除いた公共交通機関だけではなかなか行きにくい場所にあるのです。
路線バスで行くなら、僕の好きな温泉として時々紹介している"ながぬま温泉"がある長沼町のターミナルまで行き、そこで由仁町方面へのバスに乗り換えて行く方法があります。
ちょうどそのながぬま温泉の背後の丘陵地(マオイ丘陵)を挟んで反対側に位置しているのが由仁町でユンニの湯がある場所なのです。
ただこのバスにしてもユンニの湯は経由しませんので、由仁駅前などからタクシーを利用するか、歩いて向かうことになります。
数年前には期間限定で札幌からながぬま温泉を経てユンニの湯まで行く直行バスが運行されていましたが、残念なことに今は運行されていないようです。
でも今日は"旅モード"ですから、あえて鉄道を利用して、より時間の掛かる行き方を選択することにしました。
札幌駅から一日散歩きっぷ(道央圏の普通列車が一日乗り放題になる切符/\2,200)を買ってまずは岩見沢駅へ。岩見沢駅からは室蘭本線の列車に乗り換え由仁駅へ。由仁駅からは追分駅まで南下し、千歳線の南千歳駅を経由して札幌まで戻ると言うプランです。
実はこのプラン、北海道内の路線では唯一この岩見沢~追分間の室蘭線だけ未乗で、「これで全線完乗!」と勘違いしていたためのプランです。後になって気が付きましたが、根室本線の滝川~富良野間や宗谷本線の名寄~豊富間が、未だ未乗でした。
さて前置きが長くなりましたが、列車が由仁駅に到着したところから。

由仁駅前の風景は北海道の地方の町の多くがそうであるように、ガランとした広がり感のある風景です。駅前の案内板で大体の地理関係を把握し、そば屋で昼食を済ませてから適当に歩きだすことにします。タクシーなら10分掛からずに温泉まで行けるようですが、どうせなら初めての町を散策してみたいと思ったからです。
しばらく歩くと民家が途切れ、あたりは丘陵地の風景に変わります。
途中で見つけた案内看板を頼りに歩き続けて1時間、ようやくユンニの湯に到着です。
実は隣接する"ゆにガーデン"という広大な英国式庭園とスポーツ施設(野球場やパークゴルフ場など)の側から歩いたため、かなり遠回りしてしまったみたいです。

さてユンニの湯。
確かにお湯は特徴的なモール泉でなかなか良いのですが、率直に言えば「なぜ人気が高いのかが良く解らない」というのが感想です。源泉かけ流しでもなく、施設が特徴的であったりということもなく、それほどの魅力は感じませんでした。女性用の露天風呂が開放的で、それが女性受けしているようですが、男性の方はごくごく普通と言う感じ。
想像するに、この温泉の人気は、隣接するパークゴルフ場やゆにガーデンの相乗効果では?と言う気がします。確かに観光バスで訪れている団体が多かったようです。パークゴルフと温泉と食事がセットになった日帰りツアーという感じなのでしょう。
というわけで温泉の話はあっさりと終了して、由仁駅まで戻ることにします。

帰り道は駅まで最短ルートをたどります。
いつのまにか丘陵地のかなり高いところまで登っていたようで、ユンニの湯のすぐ近くの展望台からは由仁の農村風景が一望にできます。
木々はまだ完全に紅葉はしていませんが、ここから見える風景はやはり秋を感じさせる色合いと言う気がします。
下りの蛇行する道を下りきって、由仁駅までは30分ほどで到着です。
苫小牧方面への列車までは、まだ50分ほどの時間がありました。
「どこかでお茶でも」と思いましたが、時間帯が悪いのか、それとも日曜日はお休みなのか、駅周辺の店はどこもやっていません。由仁駅周辺では「東京ホルモン」というお店が有名なようで、こちらは営業中のようでしたが、腹も空いていません。
でも幸いなことに改装されたきれいな駅舎(でも無人駅)は、ポッポ館と言う名前の観光案内所を併設した施設になっていて、ここで寛ぐことができます。
列車を待つ間に岩見沢行きや長沼行きのバスが到着してちょっぴり心惹かれましたが、少し経てば列車の時間なので、予定通り待ち続けることにします。
16時59分発の苫小牧行き一両編成のワンマン列車に乗車した時には、すでに陽はかなり傾き始め、乗換駅の追分駅に到着する頃には完全に沈んでいました。
秋の陽の短さをしみじみと感じつつ、この後も列車を乗り継ぎながら札幌へと戻ったのでありました。
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<おまけの1枚>
歩いている途中、偶然見つけたユニークな名前の川。
僕は知りませんでしたが、かつての人気番組「トリビアの泉」などでも紹介されたこともあるそうです。語源はアイヌ語の魚の住まない川(ヤンケ・ナイ)、あるいは片割れの川(イヤル・キナイ)からきているのだそうですが、明治時代に氾濫を繰り返すために住人が「ヤリキレナイ川」と呼んだ名前が定着したのだそうです。

<おまけのもう1枚>
これもまた歩いている途中。空を見上げると、見事な飛行機雲が伸びていました。

極上の十勝岳温泉 ― 2011年10月14日

上富良野町から十勝連峰の中腹まで上がったところにある温泉が、この十勝岳温泉。
公共交通機関(タクシーは除く)で行くとすると、上富良野駅から町営バスを利用することになりますが、その本数はそれほど多くはなく、やや不便な場所になります。
この十勝岳温泉を起点に、十勝岳や富良野岳などの名山へのルートが伸びているため、北海道在住で山歩きをしている人にはよく知られている温泉です。
僕も5,6年ほど前に、富良野岳から十勝岳への縦走を目論んで、その山の帰りに入浴したことがありますが、鉄分を多く含んだ独特の色のお湯(タオルが茶色く染まるくらい)で"いかにも温泉!"という感じの秘湯&名湯という印象を持っていました。ちなみに入浴で利用させて頂いたのは「湯元 凌雲閣」という宿。
そのときは、途中から降り出した雨が強くなり、十勝岳まで歩くことは断念して途中の上ホロカメトック山から十勝岳温泉へと下山しました。下山した頃にはさらに雨は強くなり、楽しみにしていた凌雲閣の露天風呂からの眺め(荒々しい安政火口を眺めながら湯に浸かれる)を十分に楽しむことができなかったことが、心残りでした。
同僚と「車でどこかの温泉へ行こう」と話をしていたところ、「じゃあ、十勝岳温泉にしましょう」と決まったのが数日前。同僚にとっては初めての、僕にとっては心残りを解消するための十勝岳温泉です。
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朝10時、札幌駅で待ち合わせ。同僚の車にピックアップしてもらって、まずは富良野を目指します。
列車だと旭川まで行って富良野線に乗り換えるか、途中の滝川から根室本線で富良野へ向かうのが一般的ですが、今回は車。最短ルートとのことで、岩見沢市の隣、かつて炭鉱で栄えた三笠市から桂沢湖を経て富良野というルートです。車だと2時間ほど。なんだか札幌~富良野間が随分近くなったように感じます。
このルートは今が紅葉の盛りで、車窓風景を眺めていて飽きることがありません。特に助手席でふんぞり返っているだけの僕は、時々車の窓越しにカメラを向けながら、十分に紅葉風景を満喫できました。
富良野市からは中富良野町、上富良野町と北上します。
ずっと山道を抜けてきたせいか、富良野の町が随分と都会に感じられますが、人口は24,000人程度。決して人口だけで町の振興を測れるわけではありませんが、一般的に言って大きな町というわけではありません。でもこの富良野市が富良野盆地の中心都市です。周りに比べて都会と感じるのは自然なのかも。
上富良野町からは、先ほどから右手に見えていた十勝連峰へ向けて車は走ります。
天気が良いので、富良野岳、十勝岳、そして美瑛岳がハッキリと見て取れます。すでに初冠雪してから日が経っており、山頂から中腹に掛けては真っ白です。
標高が上がるに連れ、道路わきにも降雪の後が見えてきました。これから向かう十勝岳温泉周辺は残念ながら紅葉は終わっているとのことでしたが、紅葉どころかひょっとしたら積雪でたどり着けなかったりして・・・と、少々心配にも・・・。

湯元凌雲閣に近付くに連れ道路わきの雪は増えてきたものの、車道上には雪は無く無事到着。
このあたりは標高1280mですから、かなり高所にある温泉です。そのため駐車場から富良野盆地一帯が見渡せるのですが、もやっていて眺めは今一つ。まあ今日は、露天風呂に浸かりながら極上の風景を楽しむことが目的ですので、山側が霞んでいなければ十分です。幸い、曇り空に変わってきたものの、山側はクッキリと見えていました。
さて温泉。もうとにかく何を置いても露天風呂です(笑)。
湯を掻き混ぜると底に堆積していた温泉の成分が舞い上がり、茶褐色の湯がさらに色濃く変わります。まさに"源泉かけ流し"の証明のようなお湯です。温度はやや低く感じましたが、その分だけ長時間浸かっていることができ、景色を眺めながらボーッと過ごせる極上の湯。
浴槽がたくさんあるとか、広くて豪華などということはなく、その点では数多の温泉に見劣りするかも知れませんが、That's温泉!的なお湯そのものと露天風呂からの風景が、ここを最上級の温泉にしているという気がします。同僚もかなり満足してくれたようです。
風呂を満喫し過ぎて、うっかりしてせっかくの露天風呂の写真を取り損ねてしまいましたので、宿の外に出てから露天風呂を撮影・・・この丸見え具合も野趣があっていい感じ?(もちろん女性用の露天風呂は外からは見えません)。
このあたりは標高1280mですから、かなり高所にある温泉です。そのため駐車場から富良野盆地一帯が見渡せるのですが、もやっていて眺めは今一つ。まあ今日は、露天風呂に浸かりながら極上の風景を楽しむことが目的ですので、山側が霞んでいなければ十分です。幸い、曇り空に変わってきたものの、山側はクッキリと見えていました。
さて温泉。もうとにかく何を置いても露天風呂です(笑)。
湯を掻き混ぜると底に堆積していた温泉の成分が舞い上がり、茶褐色の湯がさらに色濃く変わります。まさに"源泉かけ流し"の証明のようなお湯です。温度はやや低く感じましたが、その分だけ長時間浸かっていることができ、景色を眺めながらボーッと過ごせる極上の湯。
浴槽がたくさんあるとか、広くて豪華などということはなく、その点では数多の温泉に見劣りするかも知れませんが、That's温泉!的なお湯そのものと露天風呂からの風景が、ここを最上級の温泉にしているという気がします。同僚もかなり満足してくれたようです。
風呂を満喫し過ぎて、うっかりしてせっかくの露天風呂の写真を取り損ねてしまいましたので、宿の外に出てから露天風呂を撮影・・・この丸見え具合も野趣があっていい感じ?(もちろん女性用の露天風呂は外からは見えません)。



帰りは近くの吹上温泉の露天風呂に立ち寄りました。
ここは見学のみ。この温泉は沢沿いの崖っぷちにある無料の露天風呂ですが、テレビドラマ「北の国から」のロケ地になったことで有名な温泉です。
何人かの年輩の男性が入浴中でしたが、なんだかギャラリーの方が多いかも。中国系観光客のグループがこの温泉にまで訪れていたことに、ちょっと驚きました。

さて、後は富良野名産のラベンダーソフトクリームをどこかで食べて、一路札幌を目指すだけです(結局ブドウ味のソフトを食べました)。
帰りも同じルートです。鮮やかだった紅葉も、夕闇に溶け込みつつある時間帯でした。
カメムシの襲来 ― 2011年10月20日
ここ数日、突如としてカメムシが部屋の中を闊歩するようになりました。
カメムシは農作物などへの悪影響は別として、人の血を吸う蚊や食べ物に近寄ってくる蠅などに比べれば人間への影響は少ないのですが、部屋の中をソロソロと歩きまわっているのが不快なことは確か。
かと言って叩きつぶしたりすると、即死でもしない限りはご存じの通り強烈な悪臭を発します。なんでもカメムシは自身の悪臭で悶死してしまうこともあるのだそうで、こりゃカメムシの自殺みたいなものですね(笑)。
そんなわけで最初の内は見つけるたびに優しく捕獲して、お引き取りを願っていましたが、一昨日、まとめて数匹登場したあたりから、段々面倒になって掃除機で一気に吸い込んでしまうという暴挙に出てしまいました。当然ながらパニック状態になったカメムシは、緊急事態発生とばかりに悪臭を放ち始めます。自動運転中の空気清浄機はいきなりフル回転です。
後になって調べてみたところ、カメムシ駆除の方法では掃除機で吸い込むなんてのは、"最もやってはいけない方法"の一つなのでした。
そして昨日の夜。晩飯を食べていると、天井のシーリングライトの辺りをまたチョロチョロしていました。いっそのことセードの中に入って瞬間的に熱死でもしてくれれば後で掃除するだけで済み、捕獲の手間が省けるのですが、虫が入りにくい構造であることをウリにしているシーリングライトのために中に入れず、近付いては離れ、また近付いては離れを繰り返しています。
結局、食事そっちのけで捕獲の開始です。
ところがここからが大変・・・。
一匹優しく捕まえてビニール袋に落とし込み(生きたままパニックを起こさせずに捕獲して、ビニール袋を密閉する)、まずは一段落と思ったら、また他の場所に別の一匹が現れます。二匹目を同様に捕獲したら、今度はカーテンのあたりにまた別の一匹・・・これではラチがあきません。
結局夜10時近い時間になって近くのドラッグストアへと走り、「カメムシキンチョール」をゲットしてきました。本当は部屋の中で殺虫剤は使いたくないのですが、背に腹は代えられません。
家へ戻り、まずは二匹。窓枠などの隙間の辺りにも噴霧したところ(直接噴射じゃなくても効果があるらしいので)、また何匹かのご登場です。
それから格闘すること1時間。ここまでで合計十二匹を捕獲しています。
どうも普段は開けていない窓を、夏に開けた際にしっかりと締めていなかったようで(ちなみにそちらからは空巣も侵入できないため、あまり気にしていなかった)、その隙間から侵入して来たような気がします。
その窓もしっかりと締めなおし、殺虫剤を噴霧しておきます。
何でもカメムシは、この時期越冬のため、ちょっとした隙間さえあれば極端な場合何千、何万という大群で押し寄せてくることもあるそうですので、想像するだけでそれはちょっと・・・じゃなくて、かな~りイヤな光景です。
その後も、二匹ほど追加で現れましたが、さすがに同じことを繰り返していたので捕獲も手慣れてきました。殺虫剤をシュッと吹きかけ、落下したところをガムテープでペタリ貼り付けて挟み込むようにしてたたみ、ビニール袋へ。
多少の噴霧ではなかなか即死してくれないので、時々は悪臭を発したりもするのですが、なんだか鼻も慣れてきたのか気にならなくなってきました。
僕の住処は山に近接しているので、カメムシもきっとたっぷり生息しているのでしょうねぇ。会社の同僚にこの話をしていたら、その同僚の家も山に近いところにあり、カメムシに悩まされているとか。しかも今年はなんだか数が多いと話していました。そう言えば、我が家も去年は部屋の中では一匹も見掛けなかったのですよね。
ともあれ、これでひとまずカメムシ騒動が落ち着いてくれれば良いのですが、果たしてどうなることか・・・ちょっぴり戦々恐々?の気分です。
カメムシは農作物などへの悪影響は別として、人の血を吸う蚊や食べ物に近寄ってくる蠅などに比べれば人間への影響は少ないのですが、部屋の中をソロソロと歩きまわっているのが不快なことは確か。
かと言って叩きつぶしたりすると、即死でもしない限りはご存じの通り強烈な悪臭を発します。なんでもカメムシは自身の悪臭で悶死してしまうこともあるのだそうで、こりゃカメムシの自殺みたいなものですね(笑)。
そんなわけで最初の内は見つけるたびに優しく捕獲して、お引き取りを願っていましたが、一昨日、まとめて数匹登場したあたりから、段々面倒になって掃除機で一気に吸い込んでしまうという暴挙に出てしまいました。当然ながらパニック状態になったカメムシは、緊急事態発生とばかりに悪臭を放ち始めます。自動運転中の空気清浄機はいきなりフル回転です。
後になって調べてみたところ、カメムシ駆除の方法では掃除機で吸い込むなんてのは、"最もやってはいけない方法"の一つなのでした。
そして昨日の夜。晩飯を食べていると、天井のシーリングライトの辺りをまたチョロチョロしていました。いっそのことセードの中に入って瞬間的に熱死でもしてくれれば後で掃除するだけで済み、捕獲の手間が省けるのですが、虫が入りにくい構造であることをウリにしているシーリングライトのために中に入れず、近付いては離れ、また近付いては離れを繰り返しています。
結局、食事そっちのけで捕獲の開始です。
ところがここからが大変・・・。
一匹優しく捕まえてビニール袋に落とし込み(生きたままパニックを起こさせずに捕獲して、ビニール袋を密閉する)、まずは一段落と思ったら、また他の場所に別の一匹が現れます。二匹目を同様に捕獲したら、今度はカーテンのあたりにまた別の一匹・・・これではラチがあきません。
結局夜10時近い時間になって近くのドラッグストアへと走り、「カメムシキンチョール」をゲットしてきました。本当は部屋の中で殺虫剤は使いたくないのですが、背に腹は代えられません。
家へ戻り、まずは二匹。窓枠などの隙間の辺りにも噴霧したところ(直接噴射じゃなくても効果があるらしいので)、また何匹かのご登場です。
それから格闘すること1時間。ここまでで合計十二匹を捕獲しています。
どうも普段は開けていない窓を、夏に開けた際にしっかりと締めていなかったようで(ちなみにそちらからは空巣も侵入できないため、あまり気にしていなかった)、その隙間から侵入して来たような気がします。
その窓もしっかりと締めなおし、殺虫剤を噴霧しておきます。
何でもカメムシは、この時期越冬のため、ちょっとした隙間さえあれば極端な場合何千、何万という大群で押し寄せてくることもあるそうですので、想像するだけでそれはちょっと・・・じゃなくて、かな~りイヤな光景です。
その後も、二匹ほど追加で現れましたが、さすがに同じことを繰り返していたので捕獲も手慣れてきました。殺虫剤をシュッと吹きかけ、落下したところをガムテープでペタリ貼り付けて挟み込むようにしてたたみ、ビニール袋へ。
多少の噴霧ではなかなか即死してくれないので、時々は悪臭を発したりもするのですが、なんだか鼻も慣れてきたのか気にならなくなってきました。
僕の住処は山に近接しているので、カメムシもきっとたっぷり生息しているのでしょうねぇ。会社の同僚にこの話をしていたら、その同僚の家も山に近いところにあり、カメムシに悩まされているとか。しかも今年はなんだか数が多いと話していました。そう言えば、我が家も去年は部屋の中では一匹も見掛けなかったのですよね。
ともあれ、これでひとまずカメムシ騒動が落ち着いてくれれば良いのですが、果たしてどうなることか・・・ちょっぴり戦々恐々?の気分です。
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