札幌もゴミ収集有料化 ― 2009年06月04日
自宅に帰ったら、冊子と黄色いポリ袋がポストに入っていました。
「これ何?」と思いつつ見てみると、「7月からゴミ収集が有料化となり、ゴミの収集ルールが変わる」ことに伴う、そのご連絡でした。
冊子は新たなルールを説明したもので、黄色い袋はゴミ袋のサンプルと言うわけです。
最近は多くの市町村がゴミ収集を有料化しているので、これはやむを無いことでしょう。今や人口190万人を超える札幌市ですから、そのゴミの量も膨大な量でしょうし、その処理コストも相当大きいはずです。
この負担を市民が直接肩代わりすることで、税金をインフラ整備等他へ廻せる予算が生まれるなら、反対する気持ちはありません。
ただ分別ルールが今までと比べてかなり細かくなったことが、個人的にはちょっと大変。
今までだと、例えば紙ゴミも生ゴミも同じ「燃えるゴミ」として出すことができましたが、今度のルールでは書類などの紙と汚れたゴミは別のゴミとして分別し、出す日も別となります。しかも紙ゴミは月に1回だけ・・・僕のように一人暮らしで、その日がたまたま出張や旅行などで留守をしてしまったりすると、翌月までそのゴミを出すことができなくなります(ルールをしっかり守るとしたら・・・もちろん、ちゃんと守りますけど)。
こりゃ結構、ゴミ分別の労力が掛りそう・・・。
まあ札幌の場合、今までがシンプル過ぎたのかも知れません。
僕の実家の町などはルールがもっと細かく、長年暮らしていたというのに未だに僕は把握できていませんから(自慢できるようなことではないですが)。
このゴミ分別の細分化ですが、細分化しても指定どおりに分別が行わずに出されるゴミが多いため、結局収集後の分別が不要とはならず、コスト削減的な観点では意味がない・・・とする説もあります。
実際、結果的にはそうなる可能性もあるでしょう。期待通りに細分化が成功している自治体とそうではない自治体もあるようですし、そもそも分別そのものを諦めて、すべて有料収集とする代わりに無分別としている自治体もあるようです。
でも今回の札幌のルール変更は、コスト云々ではなく、想像ですが意識付け(資源の再利用の意識とかゴミ削減への意識とか)を狙っての思惑の方が大きいのでは?と想像しています。そう考えると、こうした取り組みも理解できます。
こうした分別作業も最初は大変でしょうが、習慣化すれば「大した負担じゃないな」と、思えるようになるのかも知れませんし。
また新ルールは、収集日や細分化だけでなく、今まで「燃えないゴミ」扱いだったゴミが今度は「燃えるゴミ」扱いになるといった、"カテゴリー"の変更もあります。これは慣れないうちは、なんだか迷っちゃいそうですね。無意識にルール違反をしてしまいそうです。
最近の焼却炉は高火力になったこともあり、完全燃焼できるゴミの種類に関しては、燃えるゴミに扱いを変更しているケースもあるようです。
ともあれ、今回の改定で住民側にとっては「負担」と言う観点では色々な部分での負担が増えるのは確か。「従来のままの方が楽だったのに」とか、「どうせなら全部有料にして良いからゴミ無分別にしてくれりゃいいのに」と、僕もまた本音では思う部分もあります。
でもそれを負担とは思わず、ささやかながらでも「エコに貢献しているのだ」という前向きな気持ちで受け止めようと考えています。
「これ何?」と思いつつ見てみると、「7月からゴミ収集が有料化となり、ゴミの収集ルールが変わる」ことに伴う、そのご連絡でした。
冊子は新たなルールを説明したもので、黄色い袋はゴミ袋のサンプルと言うわけです。
最近は多くの市町村がゴミ収集を有料化しているので、これはやむを無いことでしょう。今や人口190万人を超える札幌市ですから、そのゴミの量も膨大な量でしょうし、その処理コストも相当大きいはずです。
この負担を市民が直接肩代わりすることで、税金をインフラ整備等他へ廻せる予算が生まれるなら、反対する気持ちはありません。
ただ分別ルールが今までと比べてかなり細かくなったことが、個人的にはちょっと大変。
今までだと、例えば紙ゴミも生ゴミも同じ「燃えるゴミ」として出すことができましたが、今度のルールでは書類などの紙と汚れたゴミは別のゴミとして分別し、出す日も別となります。しかも紙ゴミは月に1回だけ・・・僕のように一人暮らしで、その日がたまたま出張や旅行などで留守をしてしまったりすると、翌月までそのゴミを出すことができなくなります(ルールをしっかり守るとしたら・・・もちろん、ちゃんと守りますけど)。
こりゃ結構、ゴミ分別の労力が掛りそう・・・。
まあ札幌の場合、今までがシンプル過ぎたのかも知れません。
僕の実家の町などはルールがもっと細かく、長年暮らしていたというのに未だに僕は把握できていませんから(自慢できるようなことではないですが)。
このゴミ分別の細分化ですが、細分化しても指定どおりに分別が行わずに出されるゴミが多いため、結局収集後の分別が不要とはならず、コスト削減的な観点では意味がない・・・とする説もあります。
実際、結果的にはそうなる可能性もあるでしょう。期待通りに細分化が成功している自治体とそうではない自治体もあるようですし、そもそも分別そのものを諦めて、すべて有料収集とする代わりに無分別としている自治体もあるようです。
でも今回の札幌のルール変更は、コスト云々ではなく、想像ですが意識付け(資源の再利用の意識とかゴミ削減への意識とか)を狙っての思惑の方が大きいのでは?と想像しています。そう考えると、こうした取り組みも理解できます。
こうした分別作業も最初は大変でしょうが、習慣化すれば「大した負担じゃないな」と、思えるようになるのかも知れませんし。
また新ルールは、収集日や細分化だけでなく、今まで「燃えないゴミ」扱いだったゴミが今度は「燃えるゴミ」扱いになるといった、"カテゴリー"の変更もあります。これは慣れないうちは、なんだか迷っちゃいそうですね。無意識にルール違反をしてしまいそうです。
最近の焼却炉は高火力になったこともあり、完全燃焼できるゴミの種類に関しては、燃えるゴミに扱いを変更しているケースもあるようです。
ともあれ、今回の改定で住民側にとっては「負担」と言う観点では色々な部分での負担が増えるのは確か。「従来のままの方が楽だったのに」とか、「どうせなら全部有料にして良いからゴミ無分別にしてくれりゃいいのに」と、僕もまた本音では思う部分もあります。
でもそれを負担とは思わず、ささやかながらでも「エコに貢献しているのだ」という前向きな気持ちで受け止めようと考えています。
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