札幌でもサクラサク2009年05月09日

エゾヤマザクラ(オオヤマザクラ)の並木道
連休が終わって札幌に戻ってきたら桜が満開だった。
桜の種類は八重桜で、個人的に馴染み深いソメイヨシノよりは、かなり赤みが強くやや派手な感じのする花だ。
馴染みだからということもあるが、僕はソメイヨシノの薄いピンク色の花の方が、風情を感じて好みなのだが、目一杯花を付けている八重桜の姿も壮観・・・あらためて見直す気持ちになった。

そういえば今年は1月に沖縄に行った時には桜が開花していて、翌週あたりから桜祭りが始まると言っていた。
沖縄の桜は琉球寒緋桜(りゅうきゅうかんひざくら)という種類がメインだそう。花びらがヒラヒラと落ちるのではなく、椿の花などのようにボトンと花弁ごと落ちるのだそうで、その話を聞いて、僕が桜に抱くイメージと違うのだなと思った。
4月には運よく桜が満開の時に、東京の桜を見ることができた。このことはこのブログでも記事にした。
そして5月に札幌の桜・・・というわけで、今年は南から北までの桜を見ることができたことになる。

まだまだ桜前線は進み、もうそろそろ"平地では日本で一番遅い"らしい根室の納沙布岬のチシマザクラが咲く頃だと思う(早いと5月の下旬、遅いと6月上旬)。
種類は違うといえど、1年のうち半年近くをかけて北上する桜前線。日本って狭いのに広いよな・・・などとそんな矛盾したことを、ついつい思ってしまうのだ。