ポプラの綿毛舞う2008年06月09日

ポプラの綿毛
札幌はちょうど今、ポプラの綿毛が舞っている。
白いフワフワした様子はまさに綿毛そのもの。
宙に舞っている綿毛はなかなか面白い光景なので、写真に撮ろうとしたのだが、どうもうまい具合に撮れない。それで地面に降り積もった綿毛の写真でお茶を濁した。

サッカーのコンフェデレーションカップがドイツで開催された時、このポプラの綿毛がスタジアム中に舞っているのをTVで見た記憶がある人もいるだろう。
その時アナウンサーが「ポプラの木のポプラとは英語のポピュラーと同じ意味で、"どこにでもある木"といった意味合いを持っている」といった感じのことを豆知識として解説していた。
「本当にそうかぁ?」と思って語源を調べてみたところ、色々な説があり「語源は未詳」とのこと。ただ確かに通説としてはそのアナウンサーが言っていたとおりのようだった。
「どこにでもある木」とはなんだか可哀そうな名前だが、札幌市内を歩いていてもその名前ほどポピュラーな木ではない。
確かに北海道はポプラ並木も多く、またその名所も多いのだが、街中にいるとそれほど目に付く存在ではない。会社の近くの並木はプラタナスの木だし、公園などを除き、町の中心部でポプラの木を探すのは難しいのではないだろうか。
それでも北大のポプラ並木や美瑛などの風景写真で見慣れているためか、僕の気持ちの中では「ポプラ=北海道の木」というイメージがあった。

つい最近まで「なんで北海道の木をポプラにしなかったのだろう」なんて思っていたくらいなのだが(ちなみに北海道の木に制定されているのはエゾマツだ)、よくよく考えてみれば北海道以外にもポプラ並木で有名な場所はたくさんあるし、北海道を代表する木と言うわけでもない。そう考えると、まさにどこにでもある木。
それでもポプラのスクッと天に向かって伸びた様子と広い風景を見るたびに、やっぱりなんだか「北海道らしい風景だなぁ」と感じてしまうのだ。