台風の日、新宿にて ― 2013年10月26日
台風27号と28号が日本に近づいていた昨日、東京へ出張していました。
札幌はすでに暴風が吹き荒れていましたが、覚悟していたほど飛行機は揺れず、羽田についても暴風雨と言う感じは、まだありませんでした。
なんとなく拍子抜けした気分で会議とその後の宴会を終え、予約していた新宿三丁目のビジネスホテルへ。
でも気を許してしまうには少々早すぎたようです。
すでに宴会場所のお店を出たときから雨は本降りになってはいましたが、新宿に着いてみるとさらに風をまとった激しい雨に変わっていました。やっぱり台風をなめてはいけません。
今回は宿泊費を安く上げようと、新宿三丁目駅から少し離れたホテルを予約していました。
離れているとは言っても、一番近い出口から駅を出て歩いて5,6分の距離です。通常の天候であれば、苦になる距離ではありません。でもこの雨だとねぇ・・・。
実はこの界隈、初めてと言うわけではありませんでしたが、馴染みと言うほど詳しくもなく、しかも中通りに入ってしまうとどこを歩いているのかまったく自信がありません。
大通りに面して建つ大きなホテルであればすぐに見つけられもするのでしょうが、今回は中通りに入ってしまうとすぐにホテルを見つけられないかも・・・ってな立地のホテルだったのです。
おまけにこの台風です。
歩く人も少なく、金曜の夜の新宿という雰囲気ではありません(まあ歌舞伎町など繁華街方面なら、きっと台風なんか関係なかったのかも知れませんが)。
それでも迷うことなく、無事にホテルにチェックインすることはできました。ただ折り畳み傘をさしていたはずなのに、いつの間にかずぶ濡れの状態です。
「あっ、コンビニ寄るの忘れてた!」
濡れた服を脱いで着替えてからそのことに気が付きましたが、もう一度濡れた服に袖を通す気力は無く、結局ホテル内の自販機で缶ビールを買ってほとんど一気飲み。
ベッドに入ってからは「1,000円程度をケチらずに、何度か泊まったホテルにしておきゃ良かった」・・・そう思って、後悔の涙で枕を濡らしたのでありました(ウソです)。
札幌はすでに暴風が吹き荒れていましたが、覚悟していたほど飛行機は揺れず、羽田についても暴風雨と言う感じは、まだありませんでした。
なんとなく拍子抜けした気分で会議とその後の宴会を終え、予約していた新宿三丁目のビジネスホテルへ。
でも気を許してしまうには少々早すぎたようです。
すでに宴会場所のお店を出たときから雨は本降りになってはいましたが、新宿に着いてみるとさらに風をまとった激しい雨に変わっていました。やっぱり台風をなめてはいけません。
今回は宿泊費を安く上げようと、新宿三丁目駅から少し離れたホテルを予約していました。
離れているとは言っても、一番近い出口から駅を出て歩いて5,6分の距離です。通常の天候であれば、苦になる距離ではありません。でもこの雨だとねぇ・・・。
実はこの界隈、初めてと言うわけではありませんでしたが、馴染みと言うほど詳しくもなく、しかも中通りに入ってしまうとどこを歩いているのかまったく自信がありません。
大通りに面して建つ大きなホテルであればすぐに見つけられもするのでしょうが、今回は中通りに入ってしまうとすぐにホテルを見つけられないかも・・・ってな立地のホテルだったのです。
おまけにこの台風です。
歩く人も少なく、金曜の夜の新宿という雰囲気ではありません(まあ歌舞伎町など繁華街方面なら、きっと台風なんか関係なかったのかも知れませんが)。
それでも迷うことなく、無事にホテルにチェックインすることはできました。ただ折り畳み傘をさしていたはずなのに、いつの間にかずぶ濡れの状態です。
「あっ、コンビニ寄るの忘れてた!」
濡れた服を脱いで着替えてからそのことに気が付きましたが、もう一度濡れた服に袖を通す気力は無く、結局ホテル内の自販機で缶ビールを買ってほとんど一気飲み。
ベッドに入ってからは「1,000円程度をケチらずに、何度か泊まったホテルにしておきゃ良かった」・・・そう思って、後悔の涙で枕を濡らしたのでありました(ウソです)。
横浜本牧・三溪園 ― 2013年05月04日
知っているようで知らない場所って結構あるものです。
今回訪れた三溪園もその一つ。
名前はなんとなく記憶にありましたが、今まで訪れたことはなく、どういうところなのか人に説明できるだけの知識もない、そんな場所でした。
今回訪れた三溪園もその一つ。
名前はなんとなく記憶にありましたが、今まで訪れたことはなく、どういうところなのか人に説明できるだけの知識もない、そんな場所でした。
当然ながらキッカケがなければ今回もまた訪れることはなかったのですが、たまたまテレビの「お散歩番組」を見ていたら、そのお散歩先がこの三溪園で、「じゃオイラもちょいと行ってみるか」と思い立ったわけです。たぶんこのキッカケを逃したら、また当分訪れる機会がないでしょうし。
と言うわけで、横浜は本牧へ。
以下三溪園を写真でご紹介。
<大池から鶴翔閣を望む>
と言うわけで、横浜は本牧へ。
以下三溪園を写真でご紹介。
<大池から鶴翔閣を望む>

三溪園の「三溪」とは、明治時代に生糸の貿易で財を成した「原 三溪」という人の名前から付けられた名前です。
この鶴翔閣は、この原三溪さんの住宅だった建物だそうです。つまりは三溪園の中核となる建築物ということでしょうか。
この鶴翔閣は結婚式や茶会などに貸し出しをしているそうですが、ここで結婚式を挙げたら普通の結婚式場とはまた違った優雅さが感じられるかも知れませんね。
<旧燈明寺三重塔>
この鶴翔閣は、この原三溪さんの住宅だった建物だそうです。つまりは三溪園の中核となる建築物ということでしょうか。
この鶴翔閣は結婚式や茶会などに貸し出しをしているそうですが、ここで結婚式を挙げたら普通の結婚式場とはまた違った優雅さが感じられるかも知れませんね。
<旧燈明寺三重塔>

三溪園のシンボル的な存在が、この三重塔。
少し小高い場所に建つため、特に目立っています。
京都の燈明寺から移築された塔だそうで、大池を挟んで反対側には旧燈明寺の本堂も移築されています。
<臨春園>
少し小高い場所に建つため、特に目立っています。
京都の燈明寺から移築された塔だそうで、大池を挟んで反対側には旧燈明寺の本堂も移築されています。
<臨春園>

紀州徳川家の別荘を移築したものと言われるのが、この臨春園。
なんとも絵になる建物という気がします。
これ以外にも、中央の大池を取り囲むようにいくつもの歴史的建造物が移築されていて、グルッと一周するだけでも結構な距離を歩きました。
連休中ということもあってか人の数は多かったのですが、それが気にならなかったのもその広さのおかげかもしれません。
ところで三溪園には直接関係ない感想ですが、最寄りのバス停からこの三溪園へ向かう途中の住宅街。なかなかイイ感じの街でした。
きっと土地の値段も高く、賃貸物件でもその家賃はかなりのものでしょうから僕には縁遠いですが、「こんなところに住んでみたいな」と、ちょっぴり羨ましくなるような街だなと思いつつ、三溪園を後にしました。
なんとも絵になる建物という気がします。
これ以外にも、中央の大池を取り囲むようにいくつもの歴史的建造物が移築されていて、グルッと一周するだけでも結構な距離を歩きました。
連休中ということもあってか人の数は多かったのですが、それが気にならなかったのもその広さのおかげかもしれません。
ところで三溪園には直接関係ない感想ですが、最寄りのバス停からこの三溪園へ向かう途中の住宅街。なかなかイイ感じの街でした。
きっと土地の値段も高く、賃貸物件でもその家賃はかなりのものでしょうから僕には縁遠いですが、「こんなところに住んでみたいな」と、ちょっぴり羨ましくなるような街だなと思いつつ、三溪園を後にしました。
箱根強羅にて ― 2013年04月30日

家族旅行で箱根の強羅で1泊してきました。
年配の両親が一緒なので、静かで落ち着ける宿を選択。強羅駅から少しだけ離れていますが、その分だけ静かさと温泉の良さを堪能できる宿でした。
宿の名前は「四季の湯 強羅静雲荘」。
この宿、文部科学省の共済組合の施設なんですが、文科省に関係ない一般の人でも利用可能です。
いわゆる「保養荘」とか「公共の宿」のたぐいですから「あんまり期待はできないかな?」と思いつつも、口コミを見てみるとこれがどうしてなかなか評判。特に風呂をホメている人が多いようです。
ゴールデンウイークの時期に利用するには十分リーズナブルな料金設定ですし、食事も豪勢な感じではないようですが、質素すぎるわけでもなく、十分満足できそう。
と言う感じで決めた宿でした。

さてさて泊まっての感想。まずは評判の温泉です。
浴室内は消して立派なわけでも広いわけではありません。内湯が一つとデッキ状のテラスに造られた露天風呂が一つと比較的こじんまりとしています。
しかしこの風呂がイイ!
今時少なくなった源泉掛け流しで加水なしのにごり湯。浴槽には湯の花が厚く沈殿していて、まさに混じりっ気なしの"本物の温泉"です。
ただその分だけ湯温も高く、水で薄めたい衝動に駆られてしまいましたが・・・他のお客さんも我慢して浸かっていたので僕もまた我慢。幸い露天風呂の方は、冷たい風のせいでか湯温も抑え気味で、この素晴らしい温泉を堪能することができました。
もう一つ印象的だったのは、早朝の鳥のさえずり。
薄らと陽が上り始めるころからウグイスを始めとした鳥たちの声が聞こえてきました。
最初は「スピーカーで鳴らしているのか?」なんて思いつつ、窓の外の森を見てみると、木々を飛び交う鳥の姿が見えました。
朝の目覚めの音としては最高のシチュエーションです。
陽が完全に上ると鳥たちもどこかへ飛び立ち、再び静寂が・・・。
遊戯施設はほぼ皆無で、小さなお子さん連れのお客には少々物足りないかも知れませんが、とにかく静かでのんびりと温泉を楽しみ寛ぎたい、そんなニーズにはピッタリの宿でした。
ところでこの宿の隣には「千代田荘」という宿があります。こちらもまた名前の通り、東京都の千代田区が運営する公共の宿です。
口コミを見た限りでは、こちらもなかなかの評判。特に食事に対する評価が高かったような・・・
次の機会には、今度はこちらの宿にも泊まってみたいと思います。
微笑みの国タイへ(2) ― 2013年03月03日
引き続き、タイへの旅その2です。
その2ではバンコク市内の写真を。
その2ではバンコク市内の写真を。

まずは「暁の寺院」-ワットアルンです。
アユタヤの寺院群は遺跡が中心でしたが、こちらはタイを代表する寺院の一つ。
チャオプラヤー川を渡し船で渡って向かうのも、旅心をくすぐってくれます。
それにしても仏塔。その高さに、あるいはその彫刻の見事さに圧倒されてしまいました。
余談ですが、今回の旅に持っていたカメラは、SONYのRX100というハイエンドコンパクトカメラ。腕さえあれば一眼カメラ並みの画質の写真が撮れるカメラなのですが、一つだけ残念なのは、レンズの広角側が28mm~なこと。こうした大きな建物を写そうとすると、後ろに退けないような場所では広角側が足りず、なかなか思い通りに撮影ができません。せめて24mmからならば(それでも足りないけど)、また違った写真が撮れるかも?なんて思いながらの撮影でした。

再び渡し船に乗って、次に向かったのは涅槃仏で知られたワットポー。
涅槃仏を見ていると、日本にいて仏像に対して抱くイメージとのかなりのギャップを感じます。ただこの姿もまた仏様の姿なんだなと思いながら見ていると、違和感が薄れて行くから不思議です。
肘枕で柔らかな微笑をたたえている仏像を見ているとなんとも親近感を感じて来ます。なるほどタイの人たちにとって仏教が生活の一部となっているのも、根底にはそんな親近感が要因の一つなのかも?なんてことを思ったりもしました。


ワット・プラ・ケオ(王宮寺院)と王宮です。
タイは王国。ただし王家は畏敬すべき存在で象徴としての位置付け。その点日本と似ているかも知れません。

最後の夜は、チャオプラヤー川に面したホテルの屋外レストラン(ロイヤル・オーキッド・シェラトン)にて。ネオンきらめく船が行き交う、旅の雰囲気を味わうにはなかなかロマンチックなシチュエーション。対岸のタワー型の建物はミレニアムヒルトンです。
このレストラン、「焼酎しろ」なんてのがメニューに載っていたのですが、日本では考えられないくらいの高級酒に変身していました。ここは素直に、リーズナブルなシンガビール(軽い味わいのタイ産ビール)とワインで乾杯です。
と言うわけで、タイへの旅でした。
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<おまけの1枚>
よく知られた話なんだそうですが、タイのマクドナルドのドナルド君、仏教の国らしくしっかり合掌してお客さんを迎えてくれます。
そう言えば日本のマクドナルドでは、最近このドナルド君を見掛けなくなったような気がしますね。

微笑みの国タイへ ― 2013年03月02日
2月22日から25日までの短い期間でしたが、タイへ行ってきました。
タイへは、新千歳から成田乗り継ぎの便だったため、往復2日間はほぼ移動で費やされる感じ・・・。そのため主都バンコク市内と古都アユタヤの2カ所に絞った観光でしたが、それでも僕にとっては初めてのタイ、短いながらも充実した時間を過ごすことができました。
今回はそんなタイへの旅を写真で・・・。
タイへは、新千歳から成田乗り継ぎの便だったため、往復2日間はほぼ移動で費やされる感じ・・・。そのため主都バンコク市内と古都アユタヤの2カ所に絞った観光でしたが、それでも僕にとっては初めてのタイ、短いながらも充実した時間を過ごすことができました。
今回はそんなタイへの旅を写真で・・・。

新千歳空港から成田空港へ向かう機内から。
写真は窓越しに見えた田沢湖です。
このあたりは、スキーやハイキング、観光旅行などで何度も訪れていますが、ここ10年ほどご無沙汰・・・今年は温泉巡りでもしながらのんびりしに行こうかなぁ・・・あっ、タイとは全然違う話になってしまいました。

さてタイ。まずはバンコク市内の写真です。
今やバンコクも大都会。高層ビルが立ち並び、高速道路は縦横に走っています。

アユタヤのエレファントキャンプの象。
象に乗って散歩が楽しめますが、見ているとかなりの高さがあります。以前乗馬体験をしたことがありますが、それでも結構な高さを感じましたので、さらに高い象の背中なら結構怖いかも。
しかも一歩を踏み出すたびに上下左右に大きく揺れていますので、のんびり景色を楽しむゆとりが無くなったりして(笑)

テレビ番組などで、一度はこんな仏塔を目にしたことがある人も多いことでしょうが、ワット・プラ・シーサンペットの仏塔です。1700年代のミャンマーとの戦争で仏像が破壊された後、修復されたのだそうですが、まさに歴史・遺跡を目の当たりにしている感がしました。
ちなみに「ワット」というのは寺院のことだそうです。
アユタヤに限らず、バンコクも本当にこのワットが多く、観光用としてではなく生活に根付いている様子を見るに付け(例えば子供を連れたお父さんがワットを見掛けると、立ち止まって親子で手を合わせるなど)、あらためて「仏教が生活の一部の国なのだなぁ」と感じます。


ワット・マハタートの、木の根に埋め込まれた仏像と、首が落とされた仏像群です。
ここもまたミャンマーとの戦争で破壊尽くされ、仏像はことごとく首を落とされてしまったのだそう。
戦争ってのはあらためてくだらないものだと、首が落とされた仏像を見ていて感じました。

バン・パイン宮殿です。
アユタヤが都だった時代に王家が夏を過ごす別荘として利用された場所だそうです。
広大な敷地にヨーロッパ調と中国調の入り混じった施設が点在する場所で、遺跡となったワットとはまた違った風景と印象を感じる場所です。
長くなったので、今日はここまで。
(2)に続きます。
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