待ち焦がれたカメラ2009年06月19日

OLYMPUS E-P1
以前、このブログの記事にもしたことがある、オリンパスのマイクロフォーサーズ一眼カメラが、ようやく16日に発表された。
"OLYMPUS E-P1"という機種がそれで、7月3日に発売されるらしい。

今まで見て来たモックアップの写真とデザインからはかなり変わったが、僕の主観的好みで言えば、こちらのデザインの方が好きだ。
シルバーとホワイトの二色が発売されるようだが、実機を見ていないので何とも言えないが、できれば上下シルバー、真ん中ブラックのツートン色だったらなお僕の好みに近い。
僕は銀塩カメラ時代からのイメージが強い世代のためか、先進的なデザインよりも人によってはレトロに感じられる保守的デザインが好みなのだということに、今回あらためて気付かされた。
もっとも今回発売されるカラーも、それほど嫌いなわけではない。この二色から選べと言われれば、現在のところはたぶんシルバーを選択するだろうと思う。

つい数年くらい前までは新しいデジカメが発売されると「画質はどうだろう?」と様々なレビュー記事を探したものだが、このところはどんなカメラでも十分な画質だと思えるようになったので、画質云々を問うこともなくなった。あとは、基本機能以外にどんな機能があるんだろう・・・とか、実売価格は・・・というのが一番大きな関心事になっている。
今回の価格は標準ズームレンズ付きのセットの価格で9万円~10万円くらいのようだ。
入門的な一眼レフデジカメの基本セットよりは高めだが、マニアックな感のあるこの機種で考えると、発売時の価格としては納得できる価格かも知れない。もっとも安いに越したことはないんだけど・・・。
このカメラに併せて新発売されるレンズはまだ2本だけ。
以前にも書いたとおり、僕は広角と中望遠の二本の単焦点を持って「旅カメラ」にしたいと考えていたので、これはやや残念。まあ何れはレンズも拡充されることになるだろうとは思うが。

ストロボは内蔵していないので、「OM時代の死蔵している小型ストロボをとりあえず使えば良いか・・・」などと、どんどんと妄想は膨らむのだが、実際のところはいますぐ購入できそうにはない。
その前に"買わなくてはいけないもの"が、色々と待ち構えているのだ(例えばテレビとかね。僕の家は未だアナログTVが活躍している)。そちらは日常生活に直結しているだけに、後回しにはしにくい事情がある。
最近ではまったく出番がなくなった「銀塩カメラ一式」をすべて処分して資金を作ろうかなぁ・・・と、ちょっぴり考え始めたが、しばらく待っている間に"理想のツートンカラー"が追加投入されないとも限らない。
こりゃそんなことも期待して、しばらくの間は色々と妄想を膨らませていた方がよさそうかな?
(懐のために一番良い結果は、待っている間に熱が冷めてしまうことなんだろうけどね・・・本当は)