初夏を告げる祭りの時 ― 2009年06月13日

6月の札幌と言えば、空は澄み渡り、暑すぎず寒すぎずの、まさに"行楽の季節"と言う感じ・・・のはずなのだが、今年はどうも勝手が違う。
半袖で歩くには厳しいような気温の日があったり、その割には蒸し暑さのようなものを感じたりと、まるで梅雨のような感じの日々が続いている。
札幌ではこの時期二つの大きな祭りが続く。一つが"よさこいソーラン祭り"で、もう一つが"北海道神宮例大祭(通称さっぽろ祭り)"だ。
今年はスケジュールが一日だけ被っていて、よさこいソーラン祭りが10日夜から14日夜までの5日間、一方のさっぽろ祭りは14日から16日までの3日間続く。
だが”お祭りウイーク"が始まったというのに、さっぱり天候は夏らしくならない。降ったり止んだりの傘が手放せない日々。
だいぶ以前にどこかの雑誌へ「この祭りが札幌に夏を運んでくるのだ」などと書いたことがあるのだが、今年はまったくそれが当てはまらない。地球規模の気候変動がこうしたローカルな場面にも影響を及ぼしているような気さえする。そう言えば去年も雨が降っていたような記憶が・・・。
例によって飲みに出かけようと思い、大通周辺を通りかかったところでよさこいソーラン祭りの会場の一つに差し掛かった。
どこかのチームが演舞の真っ最中だった。
トータルでの参加人数や参加チーム数、そして観客動員数は以前に比べて格段に増えたことは確かなのだろうが、北海道の地方の小さな町や村からの出場チームは、逆に少なくなってしまったように思える。
規模が拡大し、期間も長くなるに連れ、踊りが洗練され、参加することにコストとためらいが生ずるような状況に変わってしまったようで、無責任な感想ながら少々残念な気がする。
ただこんな感想を持つのは僕だけでなく、最近ではこの祭りの在り方については賛否両論があるようだ。
祭りもまた生き物のような存在だと思っているから、変化するのは当たり前。だから「原点に戻れ!」などと言う考えはないのだが、もっと北海道民老若男女が気軽に参加でき、楽しめる真の北海道の祭りとして、これからも発展していってほしいよなぁ・・・。
そんなことを思いながら力いっぱい踊る踊り子たちにカメラを向ける。
その踊る姿はそんな思いは別にして、見ていて清々しく感じるのは確か。
梅雨空のような札幌の天候に、うんざりした気分を晴らしてくれるような演舞だった。
半袖で歩くには厳しいような気温の日があったり、その割には蒸し暑さのようなものを感じたりと、まるで梅雨のような感じの日々が続いている。
札幌ではこの時期二つの大きな祭りが続く。一つが"よさこいソーラン祭り"で、もう一つが"北海道神宮例大祭(通称さっぽろ祭り)"だ。
今年はスケジュールが一日だけ被っていて、よさこいソーラン祭りが10日夜から14日夜までの5日間、一方のさっぽろ祭りは14日から16日までの3日間続く。
だが”お祭りウイーク"が始まったというのに、さっぱり天候は夏らしくならない。降ったり止んだりの傘が手放せない日々。
だいぶ以前にどこかの雑誌へ「この祭りが札幌に夏を運んでくるのだ」などと書いたことがあるのだが、今年はまったくそれが当てはまらない。地球規模の気候変動がこうしたローカルな場面にも影響を及ぼしているような気さえする。そう言えば去年も雨が降っていたような記憶が・・・。
例によって飲みに出かけようと思い、大通周辺を通りかかったところでよさこいソーラン祭りの会場の一つに差し掛かった。
どこかのチームが演舞の真っ最中だった。
トータルでの参加人数や参加チーム数、そして観客動員数は以前に比べて格段に増えたことは確かなのだろうが、北海道の地方の小さな町や村からの出場チームは、逆に少なくなってしまったように思える。
規模が拡大し、期間も長くなるに連れ、踊りが洗練され、参加することにコストとためらいが生ずるような状況に変わってしまったようで、無責任な感想ながら少々残念な気がする。
ただこんな感想を持つのは僕だけでなく、最近ではこの祭りの在り方については賛否両論があるようだ。
祭りもまた生き物のような存在だと思っているから、変化するのは当たり前。だから「原点に戻れ!」などと言う考えはないのだが、もっと北海道民老若男女が気軽に参加でき、楽しめる真の北海道の祭りとして、これからも発展していってほしいよなぁ・・・。
そんなことを思いながら力いっぱい踊る踊り子たちにカメラを向ける。
その踊る姿はそんな思いは別にして、見ていて清々しく感じるのは確か。
梅雨空のような札幌の天候に、うんざりした気分を晴らしてくれるような演舞だった。
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