復活かと思えば、ほぼ同時に休止の告知 ― 2014年06月25日
ここ1年くらいずっとブログの更新がストップしていました。
仕事でもプライベートでも何かと忙しく、気が付くとあっという間に日が過ぎていたというわけ。
そして・・・
今月末で長年暮らした札幌の町を離れ、実家の近くに引越すこととなりました。
特別な理由があってのことではなく、東京に転勤という、ありきたりの理由・・・。でもさすがに10年以上暮らしてきた町を去るにあたっては、色々な感慨もあります。が、ここ1カ月はそんな感慨に浸っている余裕がないままにバタバタと過ごしていました。きっと札幌で暮らすようになってから今までの間で、一番忙しかった一か月だと思います。
荷造りを終え、借りていた部屋を明け渡す準備が整い、ホッと息が付けたのが、ようやく今日になってから。
そんなわけでこうして感慨にふける時間もできたわけですが、結局近所の行きつけの居酒屋にいつもと同じように顔を出し、いつもと同じような会話を交わし、いつもと同じような肴を頂き、いつもと同じくらいの時間に引き上げてきました。
あと数日でこの札幌を離れることになります。
最初の方でも書きましたが、新しい住処は実家の近くなので、もちろん土地勘がありますし、しょっちゅう帰省もしていましたので、浦島太郎のようになってしまう心配はありません。それでも10年は長いです。生活の場として「東京時間」を過ごすとなると、以前のリズムに戻るまでには、しばらく時間が掛かりそうな気がしています。
そんなわけで、またまたしばらくお休みをしてしまうであろうと思われるこのブログですが、今のところ休止はしても止めてしまうつもりはありません。
今後ともどうかよろしくお願いいたします。
仕事でもプライベートでも何かと忙しく、気が付くとあっという間に日が過ぎていたというわけ。
そして・・・
今月末で長年暮らした札幌の町を離れ、実家の近くに引越すこととなりました。
特別な理由があってのことではなく、東京に転勤という、ありきたりの理由・・・。でもさすがに10年以上暮らしてきた町を去るにあたっては、色々な感慨もあります。が、ここ1カ月はそんな感慨に浸っている余裕がないままにバタバタと過ごしていました。きっと札幌で暮らすようになってから今までの間で、一番忙しかった一か月だと思います。
荷造りを終え、借りていた部屋を明け渡す準備が整い、ホッと息が付けたのが、ようやく今日になってから。
そんなわけでこうして感慨にふける時間もできたわけですが、結局近所の行きつけの居酒屋にいつもと同じように顔を出し、いつもと同じような会話を交わし、いつもと同じような肴を頂き、いつもと同じくらいの時間に引き上げてきました。
あと数日でこの札幌を離れることになります。
最初の方でも書きましたが、新しい住処は実家の近くなので、もちろん土地勘がありますし、しょっちゅう帰省もしていましたので、浦島太郎のようになってしまう心配はありません。それでも10年は長いです。生活の場として「東京時間」を過ごすとなると、以前のリズムに戻るまでには、しばらく時間が掛かりそうな気がしています。
そんなわけで、またまたしばらくお休みをしてしまうであろうと思われるこのブログですが、今のところ休止はしても止めてしまうつもりはありません。
今後ともどうかよろしくお願いいたします。
台風の日、新宿にて ― 2013年10月26日
台風27号と28号が日本に近づいていた昨日、東京へ出張していました。
札幌はすでに暴風が吹き荒れていましたが、覚悟していたほど飛行機は揺れず、羽田についても暴風雨と言う感じは、まだありませんでした。
なんとなく拍子抜けした気分で会議とその後の宴会を終え、予約していた新宿三丁目のビジネスホテルへ。
でも気を許してしまうには少々早すぎたようです。
すでに宴会場所のお店を出たときから雨は本降りになってはいましたが、新宿に着いてみるとさらに風をまとった激しい雨に変わっていました。やっぱり台風をなめてはいけません。
今回は宿泊費を安く上げようと、新宿三丁目駅から少し離れたホテルを予約していました。
離れているとは言っても、一番近い出口から駅を出て歩いて5,6分の距離です。通常の天候であれば、苦になる距離ではありません。でもこの雨だとねぇ・・・。
実はこの界隈、初めてと言うわけではありませんでしたが、馴染みと言うほど詳しくもなく、しかも中通りに入ってしまうとどこを歩いているのかまったく自信がありません。
大通りに面して建つ大きなホテルであればすぐに見つけられもするのでしょうが、今回は中通りに入ってしまうとすぐにホテルを見つけられないかも・・・ってな立地のホテルだったのです。
おまけにこの台風です。
歩く人も少なく、金曜の夜の新宿という雰囲気ではありません(まあ歌舞伎町など繁華街方面なら、きっと台風なんか関係なかったのかも知れませんが)。
それでも迷うことなく、無事にホテルにチェックインすることはできました。ただ折り畳み傘をさしていたはずなのに、いつの間にかずぶ濡れの状態です。
「あっ、コンビニ寄るの忘れてた!」
濡れた服を脱いで着替えてからそのことに気が付きましたが、もう一度濡れた服に袖を通す気力は無く、結局ホテル内の自販機で缶ビールを買ってほとんど一気飲み。
ベッドに入ってからは「1,000円程度をケチらずに、何度か泊まったホテルにしておきゃ良かった」・・・そう思って、後悔の涙で枕を濡らしたのでありました(ウソです)。
札幌はすでに暴風が吹き荒れていましたが、覚悟していたほど飛行機は揺れず、羽田についても暴風雨と言う感じは、まだありませんでした。
なんとなく拍子抜けした気分で会議とその後の宴会を終え、予約していた新宿三丁目のビジネスホテルへ。
でも気を許してしまうには少々早すぎたようです。
すでに宴会場所のお店を出たときから雨は本降りになってはいましたが、新宿に着いてみるとさらに風をまとった激しい雨に変わっていました。やっぱり台風をなめてはいけません。
今回は宿泊費を安く上げようと、新宿三丁目駅から少し離れたホテルを予約していました。
離れているとは言っても、一番近い出口から駅を出て歩いて5,6分の距離です。通常の天候であれば、苦になる距離ではありません。でもこの雨だとねぇ・・・。
実はこの界隈、初めてと言うわけではありませんでしたが、馴染みと言うほど詳しくもなく、しかも中通りに入ってしまうとどこを歩いているのかまったく自信がありません。
大通りに面して建つ大きなホテルであればすぐに見つけられもするのでしょうが、今回は中通りに入ってしまうとすぐにホテルを見つけられないかも・・・ってな立地のホテルだったのです。
おまけにこの台風です。
歩く人も少なく、金曜の夜の新宿という雰囲気ではありません(まあ歌舞伎町など繁華街方面なら、きっと台風なんか関係なかったのかも知れませんが)。
それでも迷うことなく、無事にホテルにチェックインすることはできました。ただ折り畳み傘をさしていたはずなのに、いつの間にかずぶ濡れの状態です。
「あっ、コンビニ寄るの忘れてた!」
濡れた服を脱いで着替えてからそのことに気が付きましたが、もう一度濡れた服に袖を通す気力は無く、結局ホテル内の自販機で缶ビールを買ってほとんど一気飲み。
ベッドに入ってからは「1,000円程度をケチらずに、何度か泊まったホテルにしておきゃ良かった」・・・そう思って、後悔の涙で枕を濡らしたのでありました(ウソです)。
三角山~大倉山ふたたび ― 2013年10月20日
なんとまたまた、山歩き。今年はいったいどうしちゃったのでしょう?
しかも先週歩いたばかりの三角山から大倉山です。
例によって行き付けの居酒屋Hで、「三角山行ってきたよぉ」なんて話していたのです。そうしたら「なんで一人で行くの?みんなで行こうよ」と、急きょ、なんちゃって登山部の第2回山行が決定してしまった次第。
前回の円山は200mくらいですが、三角山はそれよりも100mほど高い311mの山です。少しずつステップアップするあたり、まるで本当に登山部みたいでしょ?(笑)
と言うわけで、前回と同じ5人のメンバーで登山開始です。
今日は時々雨が落ちてくるような残念な天候ですが、雨具を着るほどではないので、歩くには却って涼しくて良いかも知れません。
先週と同じく、下山後大倉山のレストハウスへ。
今回はしっかり生ビールで打ち上げです。こうしてすぐに酒に走るあたり、居酒屋で集ったグループと言う感じですねぇ。
短い打ち上げ後は、バスに頼らずしっかり歩いて自宅まで帰りました。
*****
今回もまた写真は省略です。いつもの単独行と違って、どうも"人"中心に撮影してしまっていて、なかなか掲載できる写真が無かったりします。
しかも先週歩いたばかりの三角山から大倉山です。
例によって行き付けの居酒屋Hで、「三角山行ってきたよぉ」なんて話していたのです。そうしたら「なんで一人で行くの?みんなで行こうよ」と、急きょ、なんちゃって登山部の第2回山行が決定してしまった次第。
前回の円山は200mくらいですが、三角山はそれよりも100mほど高い311mの山です。少しずつステップアップするあたり、まるで本当に登山部みたいでしょ?(笑)
と言うわけで、前回と同じ5人のメンバーで登山開始です。
今日は時々雨が落ちてくるような残念な天候ですが、雨具を着るほどではないので、歩くには却って涼しくて良いかも知れません。
先週と同じく、下山後大倉山のレストハウスへ。
今回はしっかり生ビールで打ち上げです。こうしてすぐに酒に走るあたり、居酒屋で集ったグループと言う感じですねぇ。
短い打ち上げ後は、バスに頼らずしっかり歩いて自宅まで帰りました。
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今回もまた写真は省略です。いつもの単独行と違って、どうも"人"中心に撮影してしまっていて、なかなか掲載できる写真が無かったりします。
もっとも今回は天気も悪かったりし(登るときには霧雨が降っていた。下山時には晴れていましたが)、まあひとつ前の記事と同じような写真になっちゃいますしね)
*****
*****
三角山から大倉山までプチ縦走 ― 2013年10月14日
なんだか山づいています。
先週の円山の帰り道、「今度はあの三角山から大倉山にプチ縦走でもしますか」なんて話を皆でしていたのです。で、そんなことを言い出したのが僕だったこともあって、久しぶりに登ってみようかと思い立ちました。
前回登ったのはもう何年も前のことで、雪の中をスノーシュー(西洋式のカンジキのようなもの)で歩いたのですが、冬でも登る人は多いようでしっかりとトレースが付 けられていて、せっかくのスノーシューが却って邪魔な存在でした。軽アイゼンやスパイク付きの長靴の方が、きっとよっぽど歩きやすかったかと。
まあ考えてみたら、こちらの山も市街地に隣接した山ですからね、当然と言えば当然かも。
と言うわけで三角山登山口まではバスで、三角山からは大倉山までは本当に短い"プチ縦走"を楽しんで、大倉山からはその時の気分ですが、歩いて自宅まで戻るというのが今回のプランです。
ですが、プラン通りに行かないのが世の常。想定していたバスに乗り損なって、結局自宅から登山口まで1時間ほどのアルバイト。すでに登る前から疲れてしまいました。
<三角山山頂から円山方面>
先週の円山の帰り道、「今度はあの三角山から大倉山にプチ縦走でもしますか」なんて話を皆でしていたのです。で、そんなことを言い出したのが僕だったこともあって、久しぶりに登ってみようかと思い立ちました。
前回登ったのはもう何年も前のことで、雪の中をスノーシュー(西洋式のカンジキのようなもの)で歩いたのですが、冬でも登る人は多いようでしっかりとトレースが付 けられていて、せっかくのスノーシューが却って邪魔な存在でした。軽アイゼンやスパイク付きの長靴の方が、きっとよっぽど歩きやすかったかと。
まあ考えてみたら、こちらの山も市街地に隣接した山ですからね、当然と言えば当然かも。
と言うわけで三角山登山口まではバスで、三角山からは大倉山までは本当に短い"プチ縦走"を楽しんで、大倉山からはその時の気分ですが、歩いて自宅まで戻るというのが今回のプランです。
ですが、プラン通りに行かないのが世の常。想定していたバスに乗り損なって、結局自宅から登山口まで1時間ほどのアルバイト。すでに登る前から疲れてしまいました。
<三角山山頂から円山方面>

三角山の山頂からの眺めです。
先日登ったばかりの円山です。こうして見ると、円山よりも100mほど標高が高いので、見下ろす感じになりますね。
手前の緑のスタジアムは円山球場。札幌ドームができるまでは、この球場でプロ野球の公式試合が開催されていました。
<三角山山頂から札幌駅方面>
先日登ったばかりの円山です。こうして見ると、円山よりも100mほど標高が高いので、見下ろす感じになりますね。
手前の緑のスタジアムは円山球場。札幌ドームができるまでは、この球場でプロ野球の公式試合が開催されていました。
<三角山山頂から札幌駅方面>

一番高い建物がJRタワーで、ここが札幌駅です。
<大倉山から宮の森ジャンプ台>
<大倉山から宮の森ジャンプ台>

真正面に見えるのが宮の森のジャンプ競技場です。
かつて札幌オリンピックが開催されたとき、70m級(今はノーマルヒルって呼びますね)で、金銀銅を日本選手が独占するという快挙の舞台となったジャンプ台です。
大倉山のジャンプ台が札幌の町に飛び込んで行くような立地で観光化も進んでいますので、個人的な感想としてはやや影が薄いかな?
<大倉山のジャンプ台から札幌の町>
かつて札幌オリンピックが開催されたとき、70m級(今はノーマルヒルって呼びますね)で、金銀銅を日本選手が独占するという快挙の舞台となったジャンプ台です。
大倉山のジャンプ台が札幌の町に飛び込んで行くような立地で観光化も進んでいますので、個人的な感想としてはやや影が薄いかな?
<大倉山のジャンプ台から札幌の町>

と言うわけで、大倉山ジャンプ台のスタート位置からの写真です。
一般観光客もジャンプ台の脇に設置されたリスト(写真では右下の方に小さく映っています)でこの場所まで歩かずに上がってくることができます。
もっと山を堪能するつもりなら、大倉山から先の小別沢~奥三角山まで縦走することもできるのですが、今日は午後から温泉へ行こうかと考えていましたので、大倉山で下山することに。小別沢登山口付近では、つい先日ヒグマが出没したばかりらだったようですし(監視員も歩いていました)。大倉山まで来ると山頂リフトで上がってきた観光客と一時的に合流しますので、もうすでに下界に下りた気分になってしまうのがちょっぴり残念ではありますが。
大倉山を下ってレストハウスで一息ついたら、すぐにバスが来てしまったので、観光客に混ざって流れに流されるままバスで帰宅してしまいました。予定外に「行き」で歩いたから、まあ帳尻が合っている感じかな?
と言うわけで、久しぶりの三角山、そして大倉山でした。
一般観光客もジャンプ台の脇に設置されたリスト(写真では右下の方に小さく映っています)でこの場所まで歩かずに上がってくることができます。
もっと山を堪能するつもりなら、大倉山から先の小別沢~奥三角山まで縦走することもできるのですが、今日は午後から温泉へ行こうかと考えていましたので、大倉山で下山することに。小別沢登山口付近では、つい先日ヒグマが出没したばかりらだったようですし(監視員も歩いていました)。大倉山まで来ると山頂リフトで上がってきた観光客と一時的に合流しますので、もうすでに下界に下りた気分になってしまうのがちょっぴり残念ではありますが。
大倉山を下ってレストハウスで一息ついたら、すぐにバスが来てしまったので、観光客に混ざって流れに流されるままバスで帰宅してしまいました。予定外に「行き」で歩いたから、まあ帳尻が合っている感じかな?
と言うわけで、久しぶりの三角山、そして大倉山でした。
<おまけの1枚>
三角山の登山入口に設置されていたクマ出没注意の看板です。
三角山の登山入口に設置されていたクマ出没注意の看板です。

なんちゃって登山部で円山 ― 2013年09月29日
札幌に戻ってきて一週間。また山歩きです。
と言っても、我が家から登山口まで歩いて20分足らずの円山と言う標高200mほどの山です。
このブログでも何度か記事にしていますが、山の周りをグルリと住宅街に囲まれていて、それだけ聞くと里山的なところをイメージしてしまいますが、実は原生林がそのまま保護されてきたため、驚くような巨木も見掛けることができる、自然の魅力あふれる山なのです。
きっかけはひょんなことから。
我が家の近所に僕が足しげく通う居酒屋があります。週3回くらいは通っているでしょうか。
旨い肴と新鮮な魚を、とっても低料金で食べさせてくれる・・・そんな居酒屋が比較的多いと言える札幌ですが、さらにその上を行く魅力的なお店です。
これ以上常連を増やしたくない気持ちもありますので・・・だって常連が増えすぎて僕の居場所がなくなったら困るじゃないですか(笑)・・・一度だけ店の名前を紹介しておきましょうか。お店の名前は「百善」。詳細は省略。
興味が湧いた方にはネットでググッて頂くことにして話を本題に戻すと、その居酒屋でいつものごとく常連客同士で軽口を飛ばし合っていたところ、ひょんなノリから「皆で円山登りに行こう!」という話がまとまってしまいました。
店の大将と、僕も含めた4人の登山部(と本当に呼べるかは別として・・・ね)が発足です。
そんなわけで日曜日。
朝8時に店の前に集合して、いざ出発!・・・と言っても、店の前に集合してそこからダラダラと歩いて行くわけですが。なんともお手軽な登山です。
登山口から山頂までは30分。
登る前は「楽勝だよねぇ~。サンダルで登れるんじゃないの?」なんて軽口を叩いていた一部のメンバーも、ルートの傾斜が増すに連れ段々と無口に。僕にしても、「先週金時山に登ったばかりだから余裕だぁ」と内心密かに思っていたのですが、どうしてどうして、結構息がはずみます。
それでも所詮は30分の行程です。一汗掻いたらまもなく山頂です。
この円山の山頂からの眺め、これが文句なく良いのです。
途中想像以上に深い樹林帯を抜けて来ただけに、南東方面に開けた山頂からの札幌の眺めが、より素敵に感じられるのでしょうね。
実は今回のメンバーの中では僕ともう一人のAさんしか円山に登ったことがないのです。
そのAさんはバリバリのアウドアズマン(だって、真冬に窓を全開にして寝袋で寝たりするような人ですから・・・笑)なので当然として、こんな近所に住んでいても意外とキッカケがないと登らないものなんですねぇ。
そんな初めてのメンバーもこの山頂からの眺めがいたく気に入ったらしく、すでに「次はどこへ登ろうか」なんて話をしています。さっきまでは極端に無口だったのにねぇ(笑)
いつの間にか「目標はヒマラヤだよね、やっぱり」といつもの軽口が飛び交い始めています。
この後、登りとは違うルートを通って円山動物園へと下り、ほとんどのお客が家族連れと言う中、浮き上がった5人のおじさんたちは1時間ほど園内をウロウロして過ごしたのでありました。
<円山動物園にて>
と言っても、我が家から登山口まで歩いて20分足らずの円山と言う標高200mほどの山です。
このブログでも何度か記事にしていますが、山の周りをグルリと住宅街に囲まれていて、それだけ聞くと里山的なところをイメージしてしまいますが、実は原生林がそのまま保護されてきたため、驚くような巨木も見掛けることができる、自然の魅力あふれる山なのです。
きっかけはひょんなことから。
我が家の近所に僕が足しげく通う居酒屋があります。週3回くらいは通っているでしょうか。
旨い肴と新鮮な魚を、とっても低料金で食べさせてくれる・・・そんな居酒屋が比較的多いと言える札幌ですが、さらにその上を行く魅力的なお店です。
これ以上常連を増やしたくない気持ちもありますので・・・だって常連が増えすぎて僕の居場所がなくなったら困るじゃないですか(笑)・・・一度だけ店の名前を紹介しておきましょうか。お店の名前は「百善」。詳細は省略。
興味が湧いた方にはネットでググッて頂くことにして話を本題に戻すと、その居酒屋でいつものごとく常連客同士で軽口を飛ばし合っていたところ、ひょんなノリから「皆で円山登りに行こう!」という話がまとまってしまいました。
店の大将と、僕も含めた4人の登山部(と本当に呼べるかは別として・・・ね)が発足です。
そんなわけで日曜日。
朝8時に店の前に集合して、いざ出発!・・・と言っても、店の前に集合してそこからダラダラと歩いて行くわけですが。なんともお手軽な登山です。
登山口から山頂までは30分。
登る前は「楽勝だよねぇ~。サンダルで登れるんじゃないの?」なんて軽口を叩いていた一部のメンバーも、ルートの傾斜が増すに連れ段々と無口に。僕にしても、「先週金時山に登ったばかりだから余裕だぁ」と内心密かに思っていたのですが、どうしてどうして、結構息がはずみます。
それでも所詮は30分の行程です。一汗掻いたらまもなく山頂です。
この円山の山頂からの眺め、これが文句なく良いのです。
途中想像以上に深い樹林帯を抜けて来ただけに、南東方面に開けた山頂からの札幌の眺めが、より素敵に感じられるのでしょうね。
実は今回のメンバーの中では僕ともう一人のAさんしか円山に登ったことがないのです。
そのAさんはバリバリのアウドアズマン(だって、真冬に窓を全開にして寝袋で寝たりするような人ですから・・・笑)なので当然として、こんな近所に住んでいても意外とキッカケがないと登らないものなんですねぇ。
そんな初めてのメンバーもこの山頂からの眺めがいたく気に入ったらしく、すでに「次はどこへ登ろうか」なんて話をしています。さっきまでは極端に無口だったのにねぇ(笑)
いつの間にか「目標はヒマラヤだよね、やっぱり」といつもの軽口が飛び交い始めています。
この後、登りとは違うルートを通って円山動物園へと下り、ほとんどのお客が家族連れと言う中、浮き上がった5人のおじさんたちは1時間ほど園内をウロウロして過ごしたのでありました。
<円山動物園にて>

今回もいつもの通りカメラを持っ行きましたが、なぜか山頂からの写真が1枚もなく、撮っていたのは動物園の写真ばかり。
写真が1枚もないのも寂しいので、何かをじっと見つめている哲学者風のサルにご登場いただきました。
写真が1枚もないのも寂しいので、何かをじっと見つめている哲学者風のサルにご登場いただきました。
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