除湿機のリコール2012年06月05日



たまたま先日ネットのニュース記事を見ていたら、パナソニック製除湿機のリコールの件が記事になっていました。なんでも構造上の問題で発火する危険性があるのだとか。パナソニックに社名変更される前、まだナショナルのブランド名で発売されていた時期の製品です。
我が家にも、このナショナル製の除湿機があります。型番までは覚えていませんでしたが、発売時期を考えるともしかして該当しているかも?・・・そう思って家に帰ってから型番を調べてみたところ、見事?該当していました。
ちなみに僕が所有していたのは、F-YHB100という型番です。

さっそくメーカーへ連絡を取った後、わずか数日後の昨日、その代替品が到着しました。
「どうせ何かの部品交換でもするんだろうな」くらいに思っていたのですが、なんと今回の対応は現行の最新機種(F-YHHX120-S)と交換なのです。これにはちょっとビックリ・・・。迅速な上に、太っ腹な対応という印象です。
まさか"リコール慣れ"しているわけではないのでしょうが(あの数年前のファンヒーターのリコールの時は、その徹底ぶりが印象に残っています)、その対応の良さに驚いたわけです。
まあ僕の勝手な想像ですが、もし今回の問題が構造に起因したものであれば簡単に部品交換なんてこともできないのかも知れませんし、そのために部品を作りなおして人手を掛けて修理をするくらいなら、現行品に交換してしまう方が手っ取り早く、コスト的にも安上がりなのかも知れませんけど。

以前の住居では冬場の北側の窓の結露がひどく、その結露抑止と室内干し目的で除湿機を使っていましたが、今の住居に移ってからはその心配がないため、まったく使用していませんでした。そのため、ずっと箱に入れて仕舞いっぱなし・・・つまりは使っていないのですから、我が家では今のところ問題発生の心配がないわけです。
そんな状況でしたから、「代替品届いたら、ヤフオクでも転売したら儲かるかも」なんて、ちょっぴり邪な考えも浮かんだりして(笑)。なんでも代替品は特に人気が高く、市場では品薄の製品なのだそうです。
まあ実際には、いざ必要になって買おうと思うとなかなか買えない類の製品ですし、ありがたく使わせて頂くことにしましたが。

さっそくテストの意味もあって、洗濯したての何枚かのシャツを浴室に干し、除湿機を運転してみたところ、1時間ほどであらかた乾いてしまいました。
数年間の間の進化なのか、機能的にも性能的にも格段に向上しているみたいです。
電気代は比べてみないとわかりませんが、少なくとも時間的には浴室乾燥機での乾燥よりも短時間で乾かすことができそうなので、大いに活用できそうです。
リコールのおかげで、なんだかえらく得した気分です。
「パナさん、巨額の赤字を出したばかりなのに大丈夫なの?」とか、「このリコールで本来の購入希望者の手に入るのがますます遅れるのでは?」などと、お節介な心配までしたりして・・・。

そう言えば我が家の洗濯機が、最近になって時々異音を発するようになったんですよね。
もう10年近く使っていますので、そろそろ寿命なのかも知れませんが、できればこのあたりで、この洗濯機もリコールになって・・・って、そんな都合のよいこと起こるわけないか(笑)


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