陣馬山から高尾山へ2011年09月18日

5月に一緒に高尾山へ登った友人と、再び山に行くことになりました。
今回は陣馬山から一気に高尾山までの縦走です。
着々と友人に対する「山男化計画」が進行しています。
互いのスケジュールを確認したところ、今日が都合が良いということになったのですが、
天気予報を見ていると、明日からまた天気が崩れるようで、まさにピンポイントで今日が最適な日になったようです。

山域やルートを色々と考えましたが、ポイントごとの眺めが良く、茶店があって休憩や補給ができ、達成感が感じられるロングコースでありながら、比較的に起伏が少ないルートということで、このルートとしました。
このルーとなら、途中何かアクシデントがあったとしてもエスケープルートがたくさんありますので、登山2回目の友人を連れて行くのにも安心です。

というわけで、JR高尾駅で待ち合わせ。
高尾駅からバスで終点の"陣馬高原下"へと向かいますが、この高尾駅は人であふれ返っています。そのほとんどは登山客。
このあたり、北海道とはえらい違い。北海道ではいつも公共交通機関の本数の少なさと乗客の少なさに、残念な思いをしているので余計に人が多く感じられます。
陣馬高原下へ向かう臨時の直行バスもギュウギュウ詰めの状態でした。その後の定時バスも同様でしょう。

今回のルート、本当の意味で大汗を掻くのは、陣馬高原下から和田峠へ向かう車道から途中で分岐して作られた新登山道だけで、陣馬山から先はアップダウンはもちろんあるものの、相対的には下り基調のルートです。
そのため、高尾山側から向かうよりも比較的楽に歩けるように思えます。
帰りも陣馬高原下からのバスを待つよりも高尾山口から直接電車に乗り込めるのでやや便利な気がします。

さてここからは写真で簡単に・・・。

陣馬山頂のモニュメント。
なんでもこのモニュメントは京王電鉄が観光地として売り出すために建てたのだとか。
陣馬山頂のランドマーク

陣馬山頂から南西の方角。
富士山が雲の上にひょっこり顔を出してくれました。
陣馬山頂から南西方面。富士山が顔を出していました

景信山山頂から。
この写真じゃわかりにくいですが、新宿を始めとする都心の高層ビルまで遠望できます。
もやっていなければ、きっと東京スカイツリーもクッキリと見えることでしょう。
景信山山頂からの展望。遠くにうっすらと新宿を始めとする都心の高層ビル街が見えますが、もやっていて残念!

景信山から相模湖を見下ろします。
逆光気味でやや暗い写真なのが残念。
景信山から相模湖方面。逆光なので少々暗いですが・・・

小仏城山と高尾山の途中の一丁平の展望台から。
完全に逆光の時間帯だったのが残念ですが、山が幾層にも重なり、遠くには富士山・・・良い眺めでした。
小仏城山と高尾山の間の一丁平の展望台から。山が幾層にも連なっているのが印象的です

途中の景信山、そして小仏峠からは小仏バス停へ、小仏城山からは相模湖方面へ下山できるのですが(他にも大垂水峠へ下るルートなど色々とあります)、そのたびに「ここから下山しようか?」などと話しながらも、結局高尾山まで歩くことにしました。
ただ最後だけはちょっぴり楽をしようと、リフトで一気に下りてしまいましたが。
本当はケーブルカーで降りるつもりだったのですが、あまりの混雑に相当待ちそうな感じでしたのでリフトにしたのですが、そのリフトにしてもも20分ほどの待ち行列ができていました(しかも運行終了時間が過ぎても乗客を捌くために運行していました)。
恐るべし、高尾山・・・。

八王子駅近くの居酒屋で軽く打ち上げの乾杯。
もっとも各山頂の茶店でも休憩のたびに乾杯していましたので、何度目の乾杯になることか(苦笑)。
友人も、疲労感を感じながらも、今日一日の山歩きには満足してくれたようです。
というわけで、着々と友人の「山男化計画」は進んでいます。
さて次はどこに連れ出しましょうかね?(笑)